先日ご紹介した、アイボリーの上飾りや、ドレープカーテンの
生地は、無地ですか?というお尋ねがあったので、生地をご紹介させて頂きます!
今回、リビングの上飾りや、シェード、カーテンに使用したのは、
マナテックスのコレクションの中から、選ばせて頂きました。
写真では分かりにくいのですが、光沢のあるアイボリーの地に、
美しいダマスク模様が織り込まれています。
柄の部分に凹凸があり、柔らかな色ですが重厚感もある生地です。
とり急ぎ、お知らせでした。
夏休みということで、帰省されている方も多いと思いますが、
九州から帰ってきた友人からの連絡で、高校時代の友達4人で集まりました!
(食べ散らかした写真ですみません。)
竹内まりやさんの Forever Friends という曲、聞いたことある方も
たくさんいらっしゃると思いますが、もう、まさにあのとおり。
♪どんなにながく ごぶさたをしてても
電話一つかけるだけで、学生に戻れる♪
子育て中が1人、子どものいない共働きが2人、そして新婚が1人。
今の環境は全く違うし、会えるのは、その九州の友人が帰省して、
声をかけてくれる時なので、年に1回。
その日に都合が悪いと、何年も間があくことだってあります。
高校を卒業して、既に○○年・・・。
会社や、仕事関係で得た友人のほうが、付き合いも長く、
会う回数だって断然多いのに、なんでしょーか、この何年経っても
変わらない、気楽さ&安心感は。
仕事のちょっとした問題も、頭の隅っこに追いやって、
1人になった帰りの電車では、ずーっと Forever Friends の出だしを
リピートしてました。
もう少し酔ってたら、きっと口に出してぶつぶつ唄ってたことでしょう~。
皆、ありがと~、そしてまた来年!
しかし、
「ねえねえ、昔、あんこ(←私のあだ名)と2人で、“食人族”って映画見に行ったよねー!!」
って・・・。
一体、どんな趣味してたんだ・・・。
お引越しに伴い、全てのお窓は勿論のこと、ソファカバーやクッションまで、
たくさんのご依頼を下さったお客様の、1回目の納品に行ってまいりました!
今回は、リビング、主寝室、階段のカーテンのお取り付けです。
リビングの大窓には、上飾りバランスつきカーテンに、バルーンシェード。
両脇の小窓にも、大きさや形の違う、小窓にあった上飾りをつけました。
階段にはアイボリーの柔らかな生地で、ムースシェードを。
いつも思うのですが、よく縫製所は、私の下手くそな絵や、説明をもとに、
想像通りのものを作ってくれるなぁ・・・と。
しかも、私の抜けてる部分をきちんと確認し、縫製仕様の細部を詰めて下さいます。
プロだから当然といわれれば、そうなのかもしれませんが・・・。
C社のOさん、C工場のKさん、いつも感謝しております!
そして、寝室はこちら。
ヒダの美しい遮光の無地に、トリムをつけ、ゴブレットプリーツで。
ゴブレットプリーツというのは、上部のヒダがワイングラスのような形をしたヒダのことです。
装飾レールの下で美しく並ぶひだは、上品なインパクトがあり、遠くから見てもこの無地の
生地の美しさを引き立ててくれます!
(って、写真はむちゃくちゃアップですが・・・。)
主寝室にはこの他に、裾に刺繍の施されたレースのシェードや、小窓の可愛いい
ダブルシェードもお作りしました。
今回は、写真を撮らなかった箇所もありますので、
その他の部分は、次回納品時に撮影させて頂き、またご紹介します。
こちらのお客様は、奥様でもあり、お母様でもありながら、なんと政府関係のお仕事を
バリバリこなす社長様でもあるのです。
しかも、その明るくおちゃめなご性格で、私もお打合せの度に、気分が ↑↑↑ になって帰ってきます。
しかし、残念なことに、奥様のご決断の早いこと、早いこと。
もっと迷って頂き、たくさんお打合せしてお話しをお聞きしたいのに・・・
と、思ってしまうほどで・・・。
しかし、この度の納品も、心から喜んでいただけました。
本当によかった♪♪♪
まだまだこれからも、納品が続きますね。
今後も、どうぞよろしくお願いします!
私の最大の趣味は、海外のテレビドラマを見ることです。
流行の韓流は、“冬のソナタ”ですら、まともに見たことはないのですが、
アメリカやイギリスの推理モノは、寝てもさめても・・・というくらい大好きなのです。
家で仕事をしている時など、TVの音だけ消して、海外の刑事モノを
流しっぱなしにしていることさえあります。
音なしのドラマを流して、何が楽しいのか???と自分でも思うのですが。
いつも何かをしながら見ていることが多いので、
ドラマから仕事のヒントを!なんて真剣に思ってはいないのですが、
それでも、ハッとさせられることがよくあります。
以前もイギリスの件で書いた、ミスマープルや名探偵ポアロ。
両方とも、1930年代の、第一次大戦と第二次大戦の間に起こった出来事として、
設定されてるようですが、大量生産大量消費ではないこの時代、
金銭的に余裕のある人達は、本当に手をかけて作られた良質なものを、
とても大切に使っていたんでしょうね。
フリンジを豪華にあしらって作ったカーテンや、表(部屋側)が無地、裏(屋外に向いてるほう)
が、バラの素敵な柄の生地で、両サイドにそのバラの花柄が折り返されていたりするカーテン
が出てきたりするのです。
何か、歴史的に有名な邸宅等を使って撮影されているのか、それとも、撮影の為だけに、
手の込んだ、アールデコ調のセットを作っているのか、私には分かりませんが・・・。
で、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したかったのはこちら。
デンマークのミステリー “THE KILLING”
デンマークで、史上最高の視聴率を記録し、国民の3人に1人が見ていたというドラマです。
そして、評判どおり本当に面白いのです!!
が・・・ドラマの内容は、また別の機会にご紹介させて頂くとして、
この写真をご覧下さい ↓
これは、運送会社を経営する夫婦の家のダイニングです。
光がたくさん入る大きな窓辺に、植物や、赤や青のキレイな瓶を飾っていて、
一見すると、ダイニングというより、サンルームのようで、どちらかというと、
というか、どうみてもカジュアルな雰囲気。
そこに、シャンデリアです!
夫婦二人が話し合ってる頭上に、少し小ぶりのシャンデリアが。
もう、これがなんとも素敵で、このドラマを見るたびに気になって気になって。
もし私が、ここに合わせる照明を相談されたら、絶対にガラス素材のペンダント型を
お勧めすると思います。
シャンデリアのようなデコラティブなものは、まず、考えないような気がします。
このカジュアルな部屋に、キッチンのまん前に、シャンデリア。
可愛くておしゃれで、本当に素敵です。
このドラマは、現代のモノで、この運送会社経営のご夫婦も、
あくまでも中流階級の、一般庶民の中の一般庶民です。
作業場兼自宅という設定で、特別な豪邸でもデザイナーズ住宅でも
ありません。
ということは・・・デンマークではこれが日常。これが普通。
さすがヨーロッパ、こなれてますね~。
勿論、照明だけでなくカーテンも同じです。
デコラティブなものも、斬新なものも、もっと肩の力を抜いて、
楽しんで使ってみるといいんですね。
海外ドラマ、結構勉強になります。
・・・おまけ・・・
これは、市長選に出る政治家の会議の1場面です。
政治家の使う会議室ですら、こんな素敵な照明が!
1週間ほど前のお休みの日、出先であまりに暑いので、ビールを飲もう!と入ったのが
モロッコ料理屋さん。
お初のモロッコ料理、イタリアンをエスニックぽくした感じでした。
そしてそんなモロッコ料理屋で、お料理そっちのけで夢中になってしまったのがこちら ↓
見て下さい、この可愛いいシャンデリア!
小さいサイズもあります。
違うタイプもあります。
分かるでしょうか、こちらは、ぶら下がっている飾りが少し少なめです。
お店の女性が教えてくれましたが、モロッコはランプの文化で、素敵な照明がたくさんあるそうです。
そして、このシャンデリアにぶら下がっているパーツは、全て自分の好みで選んで、
自分の好きな形に作れるそう。
お店にあったものには、カラフルな色が使われていましたが、勿論、全パーツを、
色のない透明のものにすることも可能です。
おトイレにあったのはこちら。
黒のガラス玉が、まるでぶどうのようですが、これもすごく可愛いい!
特に、カタログがあるわけではなく、お店の方が、年に何回かモロッコへいかれるので、
その際に、こういうのを買って来て下さいと、イメージを伝えてお願いすることになります。
そして、カーテンはこちら。
レースに刺繍と、赤いベルベットでアップリケのようなものが施されています。
裾は、同じ赤いベルベットで切り替えられています。
またまた、先程のお店の女性によると、モロッコは、ヨーロッパと中東、両方の影響をうけてるとのこと。
確かに、ヨーロッパのクラシックと、中東のあでやかさが入り交じっていてますよね。
納得。
こんなビーズのタッセルもありました。
照明も、レースカーテンも、インパクトのあるデザインなので、お部屋に持っていくと、
あっという間に主役になってしまいそうです。
でも、お部屋に合う照明を選ぶのでなく、お気に入りの照明からお部屋の模様替えを始めるのも、いいかもしれませんね。