天狗が出迎えてくれました!

少し、ブログがご無沙汰になっていました。
すみません。

その間にも、色々とお仕事はさせて頂いており・・・

10月の末には、少々遠方のお客様から、お問い合わせ頂きました。

新幹線に乗り、小田原から大雄山線へ。

駅前で待ってて下さる、お客様との待ち合わせに遅れぬよう、
慌てて乗換えのホームへ向った先には、巨大天狗!!

よ~く~き~た~な~~と、言ってそうです。

今回のお客様は、以前、ブログでご紹介した、
イギリスウェールズのファブリック エランバックで、
新しいカーテンを検討とのこと。

お客様のお宅は、すぐ間近に箱根の山々を臨む、
大変清々しい場所にあり、自然豊かなウェールズで作られた
優しいファブリックがぴったりです!

しかし、エランバックの生地は、日本国内で大量に出回っているわけではありません。

まずは、お客様が気に入って下さった柄と素材のサンプルを、イギリスから取り寄せ、
それがイメージ通りであれば、イギリス側に決定した柄と素材を伝え、そこからやっと
生地のプリントが始まるのです。

通常の輸入生地よりも、1~2週間ほど長くお待たせしてしまうことになり、
申し訳なく思っておりましたが、お客様からは、
遠足の日を待つように楽しみにしています!と嬉しいご連絡が。

私も、お客様と一緒に美しいカーテンの出来上がりを夢見て、
楽しく進めていきたいと思っています。

帰る際にお客様から、遠くまで来て頂いて・・・と言って頂きましたが、
いえいえ、
遠くまで、呼んでいただいて、本当にありがとうございます!という気持ちです。

しかも、“新幹線で食べて”と、こんな可愛いいお菓子のお土産を♪♪♪

そして、小田原駅で、美味しそうな駅弁を買い込み、
楽しかったお打合せの余韻を味わいつつ、新幹線へ!

・・・しかし、日曜午後の新幹線 “こだま” は、なんと満席で
駅弁どころではありませんでした・・・。

お客様VS私

夏の終わり頃に初めてお会いし、いよいよ
来月末に、納品のお客様がいらっしゃいます。

こちらのお客様のセンスとこだわり、そして、
行動力が素晴らしいのです。

建築が始まる前から、デザインセンターに足を運び、
ウール100%のカーペットの在庫を抑え、
カッシーナのソファを注文し、
フリッツハンセンの椅子を手配し・・・。

それを、ご主人様自ら足を運び、情報を集め、
一つ一つ確認し、ご注文になっているのです。

勿論、内装にそこまでこだわっていらっしゃるのですから、
建築物自体も、材質から使い方までしっかり吟味し、注文なさっています。

私は、打合せの度に驚かされ、感心させられてばかりです。

しかし!
感心してるばかりでは、私の存在意義がなく、申し訳ないので、
カーテンの生地やデザインが、無事決まったところで、
プラスで、クッションをご提案させて頂くことにしました。

お客様に負けず、私もお役に立たなくては!

お客様の選択眼にかなうもの、そして、インテリアに負けず上質で、
シックでも華のあるクッションを・・・。

ということで、8種類考えてみました。

表面と裏面、パイピングと、全て違う生地の組み合わせで8種です。

私が、Bestと思っていたものを、奥様も一目で、これ!と。

最終的に、ご主人様がどれをお選び下さるのか、楽しみです。

無垢の床材に珪藻土の壁、革張りのソファ、
ロイヤルブルーのB&Oのスピーカー、
そこに、リネンのシェードと、バウマンのバーティカル。

私が引っ越してきます!!といいたくなるようなお宅が、
もうすぐ出来上がります。

カーテンVSエアコン&網戸

そう、エアコンです。

これがなかなかの曲者で、カーテンのライバルなんです。

写真のように、窓の開口部に関係ない場所に付いてるなら、
なんの問題もありませんが、エアコンが窓の横に付いているのは、
よくあることです。

その場合、上飾りや装飾レールがエアコンとぶつかり、
取り付けできないことが、多々あります。

しかも、新築の場合、カーテンの採寸時には、エアコンが付いてない場合が!!

勿論、打合せ時にエアコンの設置場所を確認するのも、
私達の大事な仕事です。

そして、網戸・・・。

網戸は、窓の外側に付くものが多いので、室内のカーテンとは関係ないのでは?
と思われる方も多いかもしれませんが、最近は、外側に押し出す形の窓等、
窓の形も多種多様で、網戸が室内側に付くことも大変多いのです。

私も、つい先日やってしまいました・・・。

カーテン打合せ時には、網戸がなく、私は窓枠に内付けで
シェードを納めさせて頂きました。

それから数日後、お客様より、シェードが邪魔で
網戸がつかないのですが・・・というご連絡が。

お客様がお決めになったのは、ロールタイプの網戸で、
窓枠に7センチほどかぶってきます。
そして、シェードは出幅4センチのブラケットで、窓枠に取り付けられています。

窓枠の奥行きは、8センチ。
入るはずがありません。

勿論、網戸の出幅や、シェードの取付け幅をご存知でなかったお客様はびっくりです!

私と網戸業者の説明不足で、お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。

その他にも、クローゼットの扉や、シャッターのハンドル等、
カーテンのライバルはあちこちに潜んでいます。

お客様に100%ご満足頂く為にも、漏れのない下見と、丁寧な説明を
心がけていきたいものです。

そういえば、以前、上飾りを納めさせて頂いたお客様

エアコン取付業者さんに、取付け位置を細かく指示したら、

「エアコンより、カーテンなんですか???」
と、言われ・・・

「はい、カーテンです!」
と、答えて下さったとのこと。

ありがとうございました!

嬉しいご注文

ゴールデンウィーク明けに初めてお会いし、リビングのカーテンを
ご注文頂いたお客様。

トーンの高い、少しハスキーな声でお話になる奥様は、
小柄で華奢で、とても上品な雰囲気をお持ちなのですが、
お話になる内容は、サバけていらっしゃって面白いうえに、
なんと、聞き上手!

お喋りな私はつい話し込んでしまい、カーテンのお打合せより、
雑談のほうが長いような気もします・・・。

そちらのお客様から、最初にリビングのカーテンを、
次にお2階のカーテン、そして今度は寝室のカーテンを
ご注文いただけることになりました。

お客様はしきりに、「バラバラと追加してごめんなさい。」
と言って下さるのですが・・・

とんでもありません。

あとから追加して下さるということは、お納めしたカーテンを
気に入って下さったからこそ!!

とても嬉しいご注文で、やる気倍増です♪

お喋りに夢中になり、いただかなかったお菓子を、
いつも帰りに持たせてくださるので、今回は、
コーディネーターの大森さんの真似をして、写真撮影を。

これで脳に糖分を補給して、プラン作製に励みます!

ご注文、本当にありがとうございました。

シンフォニーという名の生地

先日より、お打合せさせて頂いていた、別荘のお客様の、
生地が決まりました。

クリエーションバウマンの、Sinfonia CS Forte です。

ピアノの鍵盤がデザインされたような生地だなぁと思って
いたのですが、その名もシンフォニア。
交響曲です。
フォルテというのも、音楽用語ですよね、確か・・・
フォルテッシモとか・・・?

こちらのお客様は、音楽もお好きで、お部屋の壁一面の
作り付け棚には、レコードがぎっしり!!

お部屋にも、お客様にも、ぴったりの生地が見つかったなぁ
とほくそ笑んでるところです。

納品が楽しみです!