ペイズリー柄のカーテン

先日、電車に乗っていたら、私の近くで若い女性が、

「ペイズリー柄のカーテンを探してるんだけど、見つからないの~・・・。」 と。

あるある、あります、ありますってばー!

と、心の中で思いましたが、電車の中でいきなり、

「私、こういうものですが・・・。」

なんて、カーテン屋の名刺を出すわけにもいかず。
喪黒福造じゃあるまいし。

これこれ↓ こちらは、イギリスのエランバックのペイズリー柄。

ペイズリーと聞いてすぐに思い出すのは、ETORO って方が多いでしょうか。
あの、高級感あふれる、ゴージャスでシックな感じをお望みだと
ちょっと違ってしまいますが、色も色々。

明るく穏やかな色合いで、ペイズリーのクラシック感が程よく消えて、
とてもキュートな雰囲気の生地です!

あ~、是非こちらの生地を見せて差し上げたい。

あの方が、このブログを見つけてくれますよう・・・。

フィスバさんにお邪魔しました。

先日発表されたイタリアンコレクションの新作、ど~してももう一度見たかったのです。

私の中では、フィスバさんはモダンなのにクラシカル、
クラシックなものを、現代風にアレンジされている(順番を逆に言ってみただけです。)
というイメージなのですが、イタリアンコレクションは、そんなモダン+クラシックに、
ナチュラルがプラスされている感じです。

フィスバさんの品と、上質感を失わず、優しさ倍増といえばいいでしょうか。
光沢のある生地も、決してキラキラてかてかではなく、ふわっと光っています。

今回は、一人で思う存分見せて頂きましたが、発表会で(好きな感じ♪)
と思ったとおり、やはり惹かれるものがたくさんありました。

美しいゴールドのストライプ。

様々な雰囲気のリネン。

色もシックでナチュラルなものが多いように思います。

エスニックなストライプは、流行ってことでしょうか。
他のメーカーでも出ていました。

縫製の細部までこだわったディスプレイは、いつも見応えがあり、
とても参考になります。

センスを磨き、知識を増やして、こんな素敵な生地を最高の形で
納品できるようになりたいものだ・・・と、鼻息荒く帰ってきました。

Christian Fischbacher(フィスバ) ItarianCollection 2012

Christian Fischbacher(フィスバ) の、新作発表会に参加させて頂きました!

スイスの、有名ファブリックメーカー
Christian Fischbacher (←もう、綴りが間違えてないか、何度も確認してしまう・・・。)
日本でも、とても人気がありますね。

フィスバさん初の海外法人ということで、イタリアのコモにデザインスタジオがあるそうです。

今回は、そちらから、ダンディーな社長様と素敵な女性の方、2名が来日され、
プレゼンテーションしてくださいました。

しかし、この日の、日本フィスバの藤田社長様のネクタイは紫色。
イタリアで紫色は、不吉とされるそうです!

びっくりですね、日本で紫といえば、高貴な色なのに。

プレゼンテーションしてくださったイタリアの女性が、説明でつまずいて、

「アア~、シャチョウノネクタイガ、ムラサキダカラネー!」

というようなことを、言われてました・・・。 

その発表会の様子はこちら ↓

バーゲンセールか???

いえいえ、そうではなく、もう大人気、超満員で、
人でごった返していたんです。

さすがフィスバさんです。

今回発表された新作生地は、リネンや、レースが主で、
品があり、柔らかく優しい感じで、個人的には、とても好きな雰囲気でした。

美しいストライプや・・・
(カタログを撮影したものしかなく、すみません。)

イカット

メタル糸を織り込んだ、まさに名前の通りのオーロラ

そして、柔らかなリネンの数々

上のオンデという生地は、たて糸をリネン、よこ糸をポリエステルで織り込んであり、
安定性を強化したそう。

ということは、麻の大きな問題点である伸縮率が小さいということなのでしょうか???
今度、確認してみなければ。

そして、少しオリエンタル風味のジャガードも。

勿論、上質なフィスバさんの生地ですから、
新作も、1 メートルで1万円台後半から、2万円台、そして3万円台までと、
決してお安いわけではありません。

ただ、今回のものは、一般的に“広巾”といわれる、
3メートル程度の巾のあるものが殆どです。

レース以外のカーテン生地は、通常1メートル40㎝前後の巾のものが多いので、
広巾ということは、生地のお値段がかなり ↑↑↑ ても、仕立ててみたら
思ったより価格が抑えられた・・・ということもあるのです。

ご興味のある方は、是非お知らせ下さい!

・・・いえ、それより何より、皆さん、
再度ショールームへ伺って、今度はディスプレイされている、実物写真を撮ってきなさい!
と言いたいでしょうね。

カタログの写真では、フィスバさんの上品な美しさが、全く伝わってません・・・。

近いうちに、必ず伺って、写真をアップしますので!

五洋インテックス 『IN HOUSE 2012 Milestone』

五洋インテックスさんのコレクション、IN HOUSE の
新作発表会にいってきました!

五洋インテックスさんといえば、すぐに、
クラシックな雰囲気の生地が思い浮かびます。

実際に、ダマスク柄の生地などは、色も価格も幅広く、
私は、お客様がクラシックなものをお探しであれば、
まず、五洋インテックスさんから探してみます。

そんな五洋インテックスさんの、IN HOUSE の新しいコレクション
Milestone は、古き良き物と新しい物の融合がテーマだそうです。

確かに、日本人がヨーロッパと聞いて、すぐに頭に浮かんでくるような感じの生地、
大聖堂や、宮殿、豪奢なシャンデリアや調度品のイメージのものと、
メタリックでモダンなもの、自然素材の優しいものまで、多種多様な生地が
揃っていました。

ほんの一部ですが、こちらをどうぞ ↓

これは、招待状の表紙にも使われていた生地。
まるでテイストの違う、リボン状の生地が繋ぎ合わされている感じで、
とても豪華で面白い生地です。

こちらは、とても上品な雰囲気のジャガード生地。
写真よりも、実物のほうがずっとインパクトがありました。

美術館の天井にあった模様を、テキスタイルにデザインしたそうです。

こちらは、少しオリエンタルな感じ。

配色が違うと、雰囲気もがらりと変わります。

これぞクラシックという感じの、ボルドー色のダマスク柄の生地に、
ゴールドを合わせて。

こちらは、爽やかなターコイズブルーのストライプが入ったレースにピンクを合わせた、
クラッシックや重厚感とは対極な感じのコーディネート。

オーロラ色に輝くレースも素敵でしたが・・・

私はこちらの真ん中の、玉虫色に変わるピンクのレースがとても気に入りました!

写真では、よさが全く伝わりませんが、広げたときは淡い美しいピンクですが、
束ねると、光と生地の重なりで様々なピンクが浮き出てきます。
五洋インテックスさんの社内でも、(キレイ~!!)と評判だったとか。

気になるものが見つかった方は、ショールームに実物を見にいきませんか。

O崎さんという、明るくて優しい女性が、溢れんばかりの氷を入れた
冷たいお茶とともに登場し、詳しく紹介して下さいますので!

上飾りの生地は・・・

先日ご紹介した、アイボリーの上飾りや、ドレープカーテンの
生地は、無地ですか?というお尋ねがあったので、生地をご紹介させて頂きます!

今回、リビングの上飾りや、シェード、カーテンに使用したのは、
マナテックスのコレクションの中から、選ばせて頂きました。

写真では分かりにくいのですが、光沢のあるアイボリーの地に、
美しいダマスク模様が織り込まれています。
柄の部分に凹凸があり、柔らかな色ですが重厚感もある生地です。

とり急ぎ、お知らせでした。