近所の猫たち

野良猫に話しかけている怪しい中年女性を見かけたら…それは私かもしれません(笑)。

のどかな住宅街、半分野良、半分飼い猫みたいなちょっぴりビビりの猫たちをたくさん見かけます。
やっぱりね、猫だって黙ってカメラを向けられたらめちゃくちゃ警戒するわけで。
なので写真を撮らせてもらうときは小声で話しかけるようにしています。
NHK「猫歩き」のあの方くらいになれば、誰もあやしまないんでしょうが、周りに人がいないときを見計らって…。

猫さん、お元気ですか?

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どの猫もかわいくて、たまらんです♪

住宅に合うメカ物は?

連載しております、Cさまのお宅に納めたカーテン。本日が最終回です。
今日はメカ物。

こんな感じのやり取りが。
「滝本さんあのね、主人の部屋はブラインドがいいんです。」
「ブラインドですね。普通のアルミの他に、木製と、あとは布やフェイクレザーでくるんだ物がありますよ。」
「布がイイかな〜。あとね、色はオレンジ色で!」
「オレンジ、」
「エルメスの箱みたいな濃い感じがいいと思うんですが、どう思いますか?」
「素敵な色だと思います!サンプル探して送りますね。」(布のオレンジかあ〜!あったかなあ!?)

…というやり取りを経てお納めしたご主人の書斎のブラインドがこちらです。

(null)タチカワブラインド 「アフタービート」 マンダリンレッド
ラダーはミディアムブラウン、ボトムウッドはチョコレートブラウン

家具の色との相性も抜群ですね。
オレンジ色の布ブラインドはさすがになかったのですが、アルミでいい色がありました。縦に入るコードをラダーテープ仕様にして、布の素材感を追加。アフタービートのボトム(本体の一番下に来る重りの部分)は木製なので、そこもまた雰囲気を良くしているな〜と思います。

さて、玄関。
奥様が写真を見て、これがいいな〜とおっしゃっていたのは、トーソーのビジック。

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実際に納めたのはラクーシュ。

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(写真はトーソーのサイトからお借りしました。)

どちらも「調光できるロールスクリーン」なのですが、仕組みや生地感がちょっと違います。ビジックよりラクーシュの方が柔らかい印象…かな?

実際の様子はこちら。

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トーソー 「ラクーシュ」ムース/ベージュ

もともと、追加料金なしでトップの部分に木目のボックスが選べる仕様です。メカメカしい部分が隠れるところが、ナイス!

ブラインドやロールスクリーンなど、メカ物というと住宅にはシンプル過ぎて硬い印象になる心配があります。ですが、アルミだけでなくて布や木など、素材が組み合わされていることで柔らかさが出ていい雰囲気になりますね。お打ち合わせの過程でコストカットの対象になりがちな部材なのですが、全体の雰囲気を良くする大事な部材なのだなーと改めて感じました。

さてCさま、この度はありがとうございました。トラブルもあって何度もお邪魔させていただきましたが、実はお目にかかるのが毎回楽しみでした。美味しい晩御飯も、ご馳走様でした!
夏のカーテン選び、暖かくなった頃でしょうか。またショールームへご一緒しましょう。

保温も、カーテンの役割のひとつ

引き続き、Cさまのお宅のご紹介です。

こちらは奥様のお部屋。
白でまとめられたお部屋に、カラフルで楽しいパターン柄のコットン生地。

(null)マナトレーディング ヴァーヴ324

マナトレーディングさんのコレクションですが、調べてみたらどうやらスペインの生地のようです。どうりで素敵な色あい!

そしてこちらは寝室。遮光性のあるポリエステル生地。

(null)サンゲツEK248

規則正しいドレープが出せるのが、ポリエステルのいいところです。落ち着いた蔦の柄。温かみがあります。

実はどちらのカーテンもしっかり裏地をつけています。
韓国ご出身の奥様。とにかく日本の住宅は冬寒い…!とのこと。韓国の住宅といえば床暖房の先進国ですものね。
少しでも冬を暖かく快適に、熱が逃げるのを抑えてくれるようにということで、裏地をお付けしました。生地自体にもふわっとボリュームが出て、より素敵に見えます。

さて、雪降りの本日。私は今自宅で、窓の近くでブログを書いています。窓に付いているのは縦型ブラインドのみ。ガンガンストーブを焚いてますがやはり、寒い!
Cさまのお宅に夕方伺ってカーテンが閉まっている状態の時は、ほんわり優しい暖かさでした。やっぱりカーテンが、大事な役割を果たしていますね。

医者の不養生、紺屋の白袴、カーテンコーディネーターの家にはブラインド、でした。

特注、コットン生地のロールスクリーン

年末年始にお納めしたCさまのお宅。引き続きご紹介します。

キッチンからバルコニーに出られるドアには、ロールスクリーン。

IMG_4489.JPGsanderson
apples & pears222383

爽やかなブルーに可愛らしいリンゴとナシ、イチジクの模様。是非ともキッチンに使いたい!とのことで、柄がよく見えて汚れに強いロールスクリーンをオススメ致しました。

この生地は、カーテン用のコットン生地。ロールスクリーンにするには生地をパリッと固めてハリを持たせる加工が必要になります。こういう場合は、加工所にサンプルを送って加工試験してもらいます。
試験結果は「もしかしたら使っているうちに端がほつれるかもしれないけれど、概ね大丈夫」という内容。
Cさまとご相談の結果、ニッポンの物作り、その試験は相当に厳しい基準に違いない…!ということで製作に至ったのがこちらのロールスクリーンでした。

コンロわきのガラスパネルの色とも相性抜群です。