住宅に合うメカ物は?

連載しております、Cさまのお宅に納めたカーテン。本日が最終回です。
今日はメカ物。

こんな感じのやり取りが。
「滝本さんあのね、主人の部屋はブラインドがいいんです。」
「ブラインドですね。普通のアルミの他に、木製と、あとは布やフェイクレザーでくるんだ物がありますよ。」
「布がイイかな〜。あとね、色はオレンジ色で!」
「オレンジ、」
「エルメスの箱みたいな濃い感じがいいと思うんですが、どう思いますか?」
「素敵な色だと思います!サンプル探して送りますね。」(布のオレンジかあ〜!あったかなあ!?)

…というやり取りを経てお納めしたご主人の書斎のブラインドがこちらです。

(null)タチカワブラインド 「アフタービート」 マンダリンレッド
ラダーはミディアムブラウン、ボトムウッドはチョコレートブラウン

家具の色との相性も抜群ですね。
オレンジ色の布ブラインドはさすがになかったのですが、アルミでいい色がありました。縦に入るコードをラダーテープ仕様にして、布の素材感を追加。アフタービートのボトム(本体の一番下に来る重りの部分)は木製なので、そこもまた雰囲気を良くしているな〜と思います。

さて、玄関。
奥様が写真を見て、これがいいな〜とおっしゃっていたのは、トーソーのビジック。

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実際に納めたのはラクーシュ。

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(写真はトーソーのサイトからお借りしました。)

どちらも「調光できるロールスクリーン」なのですが、仕組みや生地感がちょっと違います。ビジックよりラクーシュの方が柔らかい印象…かな?

実際の様子はこちら。

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トーソー 「ラクーシュ」ムース/ベージュ

もともと、追加料金なしでトップの部分に木目のボックスが選べる仕様です。メカメカしい部分が隠れるところが、ナイス!

ブラインドやロールスクリーンなど、メカ物というと住宅にはシンプル過ぎて硬い印象になる心配があります。ですが、アルミだけでなくて布や木など、素材が組み合わされていることで柔らかさが出ていい雰囲気になりますね。お打ち合わせの過程でコストカットの対象になりがちな部材なのですが、全体の雰囲気を良くする大事な部材なのだなーと改めて感じました。

さてCさま、この度はありがとうございました。トラブルもあって何度もお邪魔させていただきましたが、実はお目にかかるのが毎回楽しみでした。美味しい晩御飯も、ご馳走様でした!
夏のカーテン選び、暖かくなった頃でしょうか。またショールームへご一緒しましょう。

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