カーテンだけじゃないんです。

前々回にご紹介した府中市のKさま。

今日はそのお隣に住むSさまの、カーテン+α(プラスアルファ)のご紹介をします。

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ターコイズグリーンが美しい、シナマークのミニー。この色は奥さまが子供のころから一番好きな色だそう。

どうりで…見た瞬間に即決!でしたね。

ブラインドは着色していないアルミそのものの銀色。

こちらのお宅は、床や梁に無垢の木がふんだんに使われ、壁紙はなんと、和紙!

環境に配慮しているのはもちろん、使われている素材そのものの持つ力が強いので、窓周りもあまり加工していないザ・素材というものが合うように思います。

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レース生地は、外から室内が透けにくいタイプ。

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閉じたところ。

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さて、こちらのSさま。

工事させていただいたのはカーテンだけじゃないんです。

先ほど申しましたが、このおうちの壁紙は和紙。

 

特にキッチン…気になります!!

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そこで…

じゃじゃじゃん、大変身!

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タイルを張りました。これで油がはねてもさっと拭くだけ、安心です。

このタイル、ドラマやバラエティ番組のセットでも引っ張りだこ、名古屋モザイクさんの「コラベル」というタイルです。

コラベルは20数色のうちで組み合わせや混ぜる割合を自由に設定することができるのです。

実物のタイルで使う色を決め、何度かシミュレーションしてSさまオリジナルの組み合わせを決定。

素敵に仕上がりました。

 

実はこんな隠れキャラも…

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奥さまがいつか使いたいと大事にしまっていた小さなタイル。

皮肉屋だけど憎めない、ムーミンのキャラクター。

 

こうして世界に一つだけのタイル壁ができあがりました。

 

 

 

 

新築住宅の北欧デザインカーテンと…②

前回に続き、府中市の住宅のカーテンのご紹介です。

寝室のカーテンは…

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こちらも北欧、ボロスの人気柄、マラガです。

 

K様のお宅は、窓の横幅が一般的な住宅よりちょっと大きくてカーテン屋泣かせ。

というのも、特に北欧の大きなプリント物は、生地の幅いっぱいまで使ってきれいな絵に見えるようにデザインされていると思うのです。

なるべくなら縦にカットしたり、幅を継いだりしたくありません。

ですが大きな窓ゆえに…1.5メートル幅の生地だとすこ~し、足りない。

ちょっぴり幅継ぎするのも生地がもったいないし、フラットカーテンだと縫い目が見た目にも影響します。

なので、お客様としっかりご相談。

両側には違う生地の細~いカーテンを作って足しました。

このように、別々のカーテンなのです。

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この方法だと、縦に縫い合わせるよりもちょっとお安く縫製できます。

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さて、こんなにきれいに仕上がるまでにはやはり失敗と試行錯誤が。

2度、再縫製をさせていただいてお納めしたため、ずいぶんお待たせしてしまいました。

デザインを仕事にされている奥さまだからでしょうか。

お打ち合わせをしていても色々なイメージを持っていらして、

こんな風にしたら実現できるかな、こんなのはどうかな、と一緒に知恵を絞りました。

おかげでずいぶん勉強になりました。

 

さて、ここからはKさまタッセルコレクション。

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片開きカーテン+カフェカーテンですっきりとした窓には…

細身のすっきりしたタッセル。

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くるっと。

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こちらは別バージョン。

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同じような1本のひもでこんなに変わるんですね。

 

さて、次回はまたまた施工事例。

こちらのKさまの仲良しのお隣さん、Sさまのカーテンなどをご紹介します。

 

新築住宅の北欧デザインカーテンと…①

夏前に納めた、府中市のお客様。

今月、改めておじゃまして、写真撮影をさせていただきました。

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じゃじゃん、と。

アルメーダールのキツネとブドウ、レッドです。

横幅が3m近くある大きな窓。広々したLDKの、主役になりました。

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外が暗くなってわかりにくいですが、窓の外はウッドデッキと、素敵な庭木が。

昼間は庭木を眺めたいから、ということで、透けるような薄手のレース生地にいたしました。

 

タッセルは、奥さまの手作りです。

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何気ないロープに結び目をつけただけなのですが、シンプルで素敵です!

 

キツネとブドウが主役なら、別の窓がどうなったかというと…

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リネン100%のシェードに、シンプルなカフェカーテン。

カフェカーテンの上は敢えて隙間を開けました。

おかげで、部屋から空が見えます。

 

この日は月夜。

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なんだかほっとします。

 

納品の時にはカフェカーテンだけだったキッチンの窓。

実は奥さまはソーイング用の生地などを企画・デザインするお仕事をしていらっしゃいます。

その生地で、お手製のカーテンが。

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この生地、N●Kのテレビドラマで、主人公の衣装として使われたこともあるとのこと。

かわいい見た目ですごい生地です。

 

2階のご紹介は、また次回に!

 

 

夏の名残り

先日、照明のディクラッセさんのイベントで頂いた花火。

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“東の”線香花火。国内で手作りされた物のよう。

線香花火は、東日本ではこのような紙巻きの物が主流で、西日本では藁に火薬をつけた物が主流なんですって。
へえ〜!

火をつけると…

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なんとまあ繊細な燃えっぷり。

夏の名残を堪能いたしました。