日本最大級の内装材の展示会 JAPANTEX その2

昨日に引き続き、JAPANTEXから。滝本の独断と偏見で、あなたの快適ライフをお約束する商品たちをご紹介します!

まずは、来年発売予定のサンゲツの壁紙の展示。

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日本の手工芸の技術やデザインを生かした新商品を絶賛開発中とのこと。
手作りというと高価そうですが…実際、発売時にはいいお値段になりそうな予感がありますが。暮らしの場面でつかってこそ生きるのが工芸というもの。身近な場所で使って、毎日楽しんで欲しいなーと思います。
このコーナー、サンゲツの大きなブースの裏手にあってひっそり目立たなかったのですが、もっと表舞台にでていてもいいのじゃないかと感じました。きっと来年は大きく取り上げられるのだと思います!

さてさて、こんなきれいな色や柄のスクリーンも目立っていました。

ニチベイのもの。

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トーソーのもの。

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こちらは家具用の、黒いつまみや蝶番。
スガツネの新製品です。

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スッキリしたモダンなデザイン。
蝶番は繰り返し使用しても黒い塗装は落ちませんとのこと。それって、実はすごいことです!シルバーやゴールド色とはひと味違った仕上がりになりそうですね。

最後に輸入カーテン数社のブースをちらりとご紹介して、JAPANTEXのレポートを終了します。

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日本最大級の内装材の展示会 JAPANTEX その1

今年も国際展示場にて、11月の半ばの12日から14日に開催されたJAPANTEX。床、壁、窓まわりなど内装材の展示会で国内では最大規模…のはずです。何せ、名前にJAPAN がついているくらいですので!

我々コーディネーターにとっても、日頃忙しくてチェックもれしている新製品やこれまで知らなかった地方の会社の商品などをまとめて知るとてもいい機会。
そして、こうしてブログにてユーザーの方にもご紹介できる絶好のチャンスです。

以下は滝本の独断と偏見で。順不同でご紹介します。この商品があなたの快適ライフをお約束!もう一度言っておきますが、あくまで独断と偏見です。

トップでご紹介するのはこちら。この秋に発売したばかり。タチカワブラインドの商品。

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たった1秒、簡単な操作で、ブラインドの下半分のみ羽をサッと閉じられるのです!下半分は目線と光をカットして、上から光と風を取り入れられます。
しかも、普通のタイプとの差額は1台あたり3000円ほどとのこと。これはいい、すごくいいっす!!

続いて…
調光ロールスクリーンFUGA。
WISという日本のメーカーの物です。ホームデコアでも取り扱いのある商品ですが、この度、遮光タイプやグラデーションタイプなどの新商品が。

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このタイプのロールアップスクリーンは他社からもたくさん出ていますが、羽を広げた状態でも上げ下げできるのはFUGAだけです。

続きはまた明日!

 
 
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チェルシーインターナショナル 新商品発表会

11月は、カーテン関連の発表会が続きます。

チェルシーインターナショナルは、ヨーロッパやアメリカの生地を輸入しています。取り扱いブランドは、高品質でトレンドの先端を行くブランドが多数。
毎回、こんなの見たことない!と思える物に出会える発表会です。

エントランスの展示も、毎回素敵なコーディネートがされています。

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今回一番興奮したのがこちらのトゥールモンド・ボシャール(フランス)のラグ。

無地の灰色。地味好きね、と言われれば否定できませんが、このツヤ感とマット感のバランス。絶妙です。見たことない素材感です。

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これまでにも、レーヨンのラグが発売されていて、そちらは絹のような光沢となめらかな手触りが特徴。艶やかで毛足が密で、とても美しい商品です。そちらもオススメなのですが、写真のラグの素材はテンセルというパルプ系の再生繊維が使われています。再生繊維である点はレーヨン同様ですが、より生産時の環境負荷が低いとのこと。
なるほど〜!

続いて、こちらの網のようなレースはチェルシーインターナショナルのオリジナル。モダンでありながら、手編みのようなラフさと温かみが素敵です。

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チェルシーインターナショナルのオリジナル生地は、アンドリュー・マーチン(イギリス)のコレクションにも採用されています。
日本のデザインと技術で作られた生地が世界でも認められているというのは、当事者でなくても嬉しいものですね!

そして、これも新製品。
金属チェーンのカーテンです。

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金属なのでひんやりした質感ですが、意外に重さはないので体に当たっても痛くはありません。おそらくアルミ…でしょうか。塗装の発色も鮮やかでとてもきれいです。

最後はまたまたモノトーン。
白いカーテンはツィマーアンドロード(ドイツ)の物。

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写真を撮る前に、たまたまお会いしたFさんがカーテンのリングをうっかり外してしまったり、社長のTさん自らドレープを整えてくださったりして、冗談を言い合ったり和気あいあいとした雰囲気でして…肝心の生地に関する情報を確認せずに帰ってきてしまいました。

とてもきれいな生地です!これはカッコイイカーテンに仕上がります!!

ということだけはお伝えしておきたいと思います!!

 
 
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マナトレーディング ニューコレクション ”TIME”

11月6日、7日に行われた展示会の様子をお伝えします。

初日に一番乗り。開始時間よりちょっぴり早めに入れて頂きました。

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ニューコレクションのテーマはニューヨークのマンハッタン。ホテルのように上質な時間を過ごす空間を意識してデザインされています。
マンハッタンといえば、高層ビルが立ち並ぶ街です。このTimeは全点高層ビルで使用可能な生地のみで構成されています。

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麻やウールのような質感の生地も、全てポリエステル。
生地を見慣れた我々コーディネーターならば、よく見て触れば天然素材とちがうのはわかりますが…でもね、これはすごい!と思いましたよ。

質感がいいのでお値段的にもお得感があるように思いました。

そしてもう一つの特徴は、「ポリジン」。微生物や菌の繁殖を防ぐ効果がある特殊加工があらかじめされている生地が、何点か入っていることです。

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抗菌効果のある生地はすでに市場にもありますが、色が綺麗でデザインの素敵なもの、かつ使いやすい価格のものは多くはありません。
病室や高齢者施設、保育園などは、利用者が長い時間を過ごす場所ですので、味気ない色やデザインよりも気持ちが華やぐような物が喜ばれるのではないかと思います。

 
 
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岐阜で一番!のカーテンを納めて参りました。

前回のブログで出張の 楽しい 様子をお送りいたしましが、
そちらの現場に先日再出張。納品をしてまいりました!

滝本が度々お世話になっている空間プロデューサーのS様。
そのS様がクリニックデザインを長年ご担当されている、岐阜市のT様の、ご自宅。

マンションのお部屋の窓からは遮るものが何一つない、素晴らしい眺めです。
お部屋の調度品も、これは…アルフレックス!
モダンでかっこよく、すごく上質だということがわかります。

そんなお部屋に暮らすT様がお選びになったのは、Zincというイギリスのブランドの生地です。

早速、お写真をご紹介したいと思います。
もうね、お納めした私が言うのもナンですが、
ため息の出るような素晴らしい仕上がりになりました。

髙田様LD カーテン閉じ

カーテン: Z167-01 クッション:Z118-01、Z118-03 (すべてzinc)

開けたところ
髙田様LD カーテン開き

レースカーテン:D-9036(スミノエ)

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タッセル/フサカケ: HOULES

 

このzinc、ブランド自体は2010年スタートと若いブランドなのですが、
グループ親会社のROMO社は100年以上の老舗。
上質な素材を使い、モノクロームカラーのスタイリッシュなデザインを、豊かな質感で表現しています。
本当に素敵で、私ごとで恐縮ですが大好きな憧れのブランドです。

こんな素敵なお部屋に納めさせていただいて、
緊張と苦労もありましたがそれ以上に幸せな現場でした。

zincを担当しているマナトレーディングの社員さんに今日たまたまお会いできたので、1つ聞いてみたいことが。
「これだけの大きさの窓でこの生地をお使いになった事例は、岐阜はもちろん日本国内でも初めてです」とのこと。
めったにない経験をさせて頂けたのだと改めて実感します。

だがしかし!
お風呂に納めるウッドブラインドをサイズオーバーでオーダーするという大失態があったこともご報告せねばなりません!!
急遽、職人が機転を利かせてくれて現場でブラインドをカットして仮付して参りましたが、
当然そのままというわけにはいきません。作り直して、お納め致します。
ということで、今年中にもう一度岐阜にお邪魔することになりました。

T様、S様、この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません。
最後までしっかり納めさせていただきますので、どうぞもう少しお付き合い下さいませ。

 
 
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