リネンのシェードを納品しました

先週の土曜日は3件の納品がありました。
そのうちの1件の施工事例をご紹介します。

丁度前回のブログで「麻」について書きましたが、こちらの物件はまさに、リネンの生地をメインとしたコーディネートでした。

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紺色のリネンのシェードと、リネン風のポリエステルのレース生地です。

シェードを閉じたところ。

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この紺色のリネンは、お客様との初めてのお打ち合わせの後、最初にお届けした生地のうちの1枚です。

床に敷いているブルーグリーンのギャッベ(ラグ)に調和する色を何種類かご提案したところ、この生地を一目で気に入ってくださいました。

リネンは、とても伸び縮みしやすい生地です。生地によっては濡らしてしまうと10パーセント近く縮んでしまう物も。
仕立てる前に一度水に濡らすという方法も有りますが、今の生地の風合いとは変わってしまいます。

縮んでも気にならないよう床に引き摺るくらいの長さのカーテンにするのも一案なのですが…。

リネンをシェードに仕立てたときのリスク、天然素材の気持ちよさ、いざ縮んでしまったらどうするか…など、お客様と検討を重ね、違う生地もたくさん見ていただき、やはりこの生地が一番素敵!ということで納めさせていただきました。

実は元々、窓枠の内側にハンターダグラスのデュエットシェードがついていましたので、レースの生地はその後ろ側に。

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突っ張り棒のような見た目のポールタイプのレールに、サラッと生地を掛けました。

大きな窓のレース生地はフラットカーテンで。リネンの風合いに似たポリエステル生地。自宅で洗えますし、伸び縮みの心配はありません。風が入るとふんわり。

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気持がいいです。