新築住宅の北欧デザインカーテンと…①

夏前に納めた、府中市のお客様。

今月、改めておじゃまして、写真撮影をさせていただきました。

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じゃじゃん、と。

アルメーダールのキツネとブドウ、レッドです。

横幅が3m近くある大きな窓。広々したLDKの、主役になりました。

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外が暗くなってわかりにくいですが、窓の外はウッドデッキと、素敵な庭木が。

昼間は庭木を眺めたいから、ということで、透けるような薄手のレース生地にいたしました。

 

タッセルは、奥さまの手作りです。

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何気ないロープに結び目をつけただけなのですが、シンプルで素敵です!

 

キツネとブドウが主役なら、別の窓がどうなったかというと…

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リネン100%のシェードに、シンプルなカフェカーテン。

カフェカーテンの上は敢えて隙間を開けました。

おかげで、部屋から空が見えます。

 

この日は月夜。

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なんだかほっとします。

 

納品の時にはカフェカーテンだけだったキッチンの窓。

実は奥さまはソーイング用の生地などを企画・デザインするお仕事をしていらっしゃいます。

その生地で、お手製のカーテンが。

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この生地、N●Kのテレビドラマで、主人公の衣装として使われたこともあるとのこと。

かわいい見た目ですごい生地です。

 

2階のご紹介は、また次回に!

 

 

すっきり縦型ブラインドとサイドボーダーのカーテン

先月、見晴らしの素晴らしい湾岸のマンションに、納品して参りました。

縦型ブラインドです。

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羽根を回すと、光を取り入れながら外からの日差しや目線をカット。

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全開すると、スッキリ。
目の前には東京湾岸の景色が。

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眺めが素晴らしいのでたくさん写真をとらせて頂きました!

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縦型ブラインドはとにかくモダンでスッキリした印象。開けたときの「たまり」も小さいので、眺めがよい大きな窓にはピッタリです。

寝室はうってかわって、優しい印象に。

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刺繍のレース生地の両側に、ピンク色のツヤのある生地を合わせたサイドボーダー。

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この生地と生地の切り替え部分をいかに美しく仕上げるか…縫製加工所さんと何度も電話でやり取りし、絵を描いてFAXしながら打ち合わせて、綺麗に仕上がりました…が、

なんとわたくし、カーテンの丈が足りないというミスをしてしまったのです。

仕上がりを楽しみにしていたAさまにがっかりした気持ちを味あわせてしまったこと、本当に申し訳ないことです。
(Aさまにはその他にもご迷惑をお掛けしてしまいました)

ひとまず短いカーテンを掛けさせていただいて、そのカーテンを見ながらもっとこうしたほうがいいですね、という変更点もお打ち合わせして、なんとか再納品したカーテン。

気に入って下さっているといいなあ…と思っております。

カフェ!?のインテリア

 

昨日は、ここにいました。

 

カフェで、ホッと一息。

…ではないのです。

 

ここは家具のインテリアコーディネートをさせてもらったお客さまで、

大学時代の友人の自宅。

7月から千葉県柏市に、子育て中のママが集まるベビーマッサージのサロン「ひだまりてらす」がオープンします。

そのインテリアのセレクトをお手伝いしました。

 

「ひだまりてらす」のブログはこちら

 

セラピストのめぐみさんは、大学時代の後輩で、サークルもバイト先も一緒。

結婚してたまたま同じ柏市に住んでいたという縁の深い友人です。

先日カーテンのみ納入させてもらったのですが、

家具が届いて写真撮影にお邪魔したところ、早速「めぐみカフェ」のおもてなしが。

 

カフェオレ、うまい~!!

と和んだところで、気合を入れてお部屋のスタイリング、写真撮影です。

照明器具の長さ調整で、もう、汗だくです。

 

さて、ダイニングの全体像はこんな感じです。

 

チェアの背中には…

カフェメニューが。

アンティーク風に仕上げられた「チャーチチェア」。

元々は聖書や讃美歌の譜面が入れられるようになっているので、

そこはベビーサロンに集まった生徒さんたちに出す飲み物の、メニュー置きとして活用します。

 

ダイニングからリビングを見たところ。

 

リビングのテーブルにはちょっとしたアイディアを。

ガラストップのテーブルに挟んだ絵画?

 

実はこれ、輸入壁紙の端切れなのです。

端切れをマナトレーディングさんで購入。カットしてテーブルに挟み込みました。

このクロスのブランドは

SCION(サイオン)というイギリスのブランドです。

 

輸入壁紙といえば、ホームデコアは新たに輸入壁紙のサイトをオープンしました。

これからはカーテンだけでなく壁紙のこともじゃんじゃんご相談ください!!

(ちょいちょい宣伝を挟んでいきます)

 

「ひだまりてらす」に戻ります。

 

お部屋の全体像。

beforeはこんな感じでした。

つやのあるものや重厚なデザインが好きな旦那様と、

古民家の雰囲気やナチュラルなデザインが好きなめぐみさん。

2人の好みが違っていることもあり、シンプルになりすぎていたお部屋。

afterはこのように。

ダイニングにアンティーク素材を使ったテーブルやチェアを選ぶことで

重厚感を持たせながら、カフェ風の優しい雰囲気に。

白・黒だったインテリアに茶とブルーを足してアクセントとしました。

 

さてもう一度言いますが(笑)、「ひだまりてらす」は7月オープンです。

 

めぐみさん忙しくなると思うけれど、また会いに行くのでおいしいコーヒー飲ませてね!

 

 

新築住宅のカーテン

今週納品が完了した新築住宅のカーテンをご紹介します。

 

まずはリビング。

最初にうかがったのは「赤い色の入っている北欧らしい生地」というご要望でした。

赤い色が入っている北欧プリントをとにかくたくさん見ていただいて決まったのがこちら。

 

上に向かって伸びる花のつぼみがいくつも重なり、蝶が舞う図柄の「LULU」。

のびやかな柄をしっかり見せるため、フラットカーテンにしました。

 

右側の、モカ色の壁には縦長の窓が。

壁紙の色との相性もばっちりです。

 

和室には、和紙のような不織布ではなくて織物のプリーツスクリーン。

 

北欧プリントとの相性を考慮しました。

 

プリーツスクリーンのレース地は、窓を開けた時にパタパタ言ったりするので、

後ろにレース生地を掛けて風通しの時の悩みを解消。

 

寝室はこのように。

鳥モチーフの図柄の生地は、やはりフラットカーテンに。

左側の大きな窓の生地は、鳥やモカ色の壁紙の色合いにあうチェック柄をチョイス。

(この組み合わせ、かなり上級ワザではないかとひそかに思っているのです)

 

こんな寝室なら朝の目覚めもさわやかですね。

 

 

 

リネンのシェードを納品しました

先週の土曜日は3件の納品がありました。
そのうちの1件の施工事例をご紹介します。

丁度前回のブログで「麻」について書きましたが、こちらの物件はまさに、リネンの生地をメインとしたコーディネートでした。

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紺色のリネンのシェードと、リネン風のポリエステルのレース生地です。

シェードを閉じたところ。

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この紺色のリネンは、お客様との初めてのお打ち合わせの後、最初にお届けした生地のうちの1枚です。

床に敷いているブルーグリーンのギャッベ(ラグ)に調和する色を何種類かご提案したところ、この生地を一目で気に入ってくださいました。

リネンは、とても伸び縮みしやすい生地です。生地によっては濡らしてしまうと10パーセント近く縮んでしまう物も。
仕立てる前に一度水に濡らすという方法も有りますが、今の生地の風合いとは変わってしまいます。

縮んでも気にならないよう床に引き摺るくらいの長さのカーテンにするのも一案なのですが…。

リネンをシェードに仕立てたときのリスク、天然素材の気持ちよさ、いざ縮んでしまったらどうするか…など、お客様と検討を重ね、違う生地もたくさん見ていただき、やはりこの生地が一番素敵!ということで納めさせていただきました。

実は元々、窓枠の内側にハンターダグラスのデュエットシェードがついていましたので、レースの生地はその後ろ側に。

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突っ張り棒のような見た目のポールタイプのレールに、サラッと生地を掛けました。

大きな窓のレース生地はフラットカーテンで。リネンの風合いに似たポリエステル生地。自宅で洗えますし、伸び縮みの心配はありません。風が入るとふんわり。

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気持がいいです。