前回に続き、府中市の住宅のカーテンのご紹介です。
寝室のカーテンは…
こちらも北欧、ボロスの人気柄、マラガです。
K様のお宅は、窓の横幅が一般的な住宅よりちょっと大きくてカーテン屋泣かせ。
というのも、特に北欧の大きなプリント物は、生地の幅いっぱいまで使ってきれいな絵に見えるようにデザインされていると思うのです。
なるべくなら縦にカットしたり、幅を継いだりしたくありません。
ですが大きな窓ゆえに…1.5メートル幅の生地だとすこ~し、足りない。
ちょっぴり幅継ぎするのも生地がもったいないし、フラットカーテンだと縫い目が見た目にも影響します。
なので、お客様としっかりご相談。
両側には違う生地の細~いカーテンを作って足しました。
このように、別々のカーテンなのです。
この方法だと、縦に縫い合わせるよりもちょっとお安く縫製できます。
さて、こんなにきれいに仕上がるまでにはやはり失敗と試行錯誤が。
2度、再縫製をさせていただいてお納めしたため、ずいぶんお待たせしてしまいました。
デザインを仕事にされている奥さまだからでしょうか。
お打ち合わせをしていても色々なイメージを持っていらして、
こんな風にしたら実現できるかな、こんなのはどうかな、と一緒に知恵を絞りました。
おかげでずいぶん勉強になりました。
さて、ここからはKさまタッセルコレクション。
片開きカーテン+カフェカーテンですっきりとした窓には…
細身のすっきりしたタッセル。
くるっと。
こちらは別バージョン。
同じような1本のひもでこんなに変わるんですね。
さて、次回はまたまた施工事例。
こちらのKさまの仲良しのお隣さん、Sさまのカーテンなどをご紹介します。