色のコントラスト

昨日、道をあるいていましたら、いろんなところで百日紅の花が咲いているのが目につきました。

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青空とのコントラストが強くて、色が引き立てあってます。
昨日までは同じ道を通っても気づかなかったのになー。
色の効果ってすごいなー、と思ったのでした。

いなくなったカーネル”3″ダース

我が街、柏の隠れた名所だったスーパー伊勢角2階のバルコニー。

道路拡張のため、通り沿いの商店はみんな閉店。
3人のカーネルさんたちもいなくなっていました…。

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寂しいな、しくしく。

 

在りし日のカーネルさんたちについては、こちらを。

カーネル”3″ダース

 

 

 

 

 

雨の楽しみ

梅雨らしからぬ天気が続いていましたが、とうとう本格的な雨がやってきましたね。

洗濯ものは乾かず、家じゅうじめじめ、お気に入りの靴も履けない。
梅雨はちょっとユウウツ。

ですが今朝、仕事に向かいながらこんな花が。

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アジサイ、雨に濡れているからこそ、色あざやか。

こんな花も。
なんて言う花なんでしょうか。

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そういえば昨日カーテンを納めたお客様。
納品が終わる頃、まだ日は高いけれど雨で外が薄暗くなり一番楽しみにされていたメインのカーテンを閉めて部屋のあかりを付けました。

わあ、可愛い!と大変気にいってくださり、その後は椅子に座って眺めていました、とのこと。

そうか〜、雨の日にはそんな楽しみもありますよね!!

施工事例は後日ご紹介いたしますね。

カフェ!?のインテリア

 

昨日は、ここにいました。

 

カフェで、ホッと一息。

…ではないのです。

 

ここは家具のインテリアコーディネートをさせてもらったお客さまで、

大学時代の友人の自宅。

7月から千葉県柏市に、子育て中のママが集まるベビーマッサージのサロン「ひだまりてらす」がオープンします。

そのインテリアのセレクトをお手伝いしました。

 

「ひだまりてらす」のブログはこちら

 

セラピストのめぐみさんは、大学時代の後輩で、サークルもバイト先も一緒。

結婚してたまたま同じ柏市に住んでいたという縁の深い友人です。

先日カーテンのみ納入させてもらったのですが、

家具が届いて写真撮影にお邪魔したところ、早速「めぐみカフェ」のおもてなしが。

 

カフェオレ、うまい~!!

と和んだところで、気合を入れてお部屋のスタイリング、写真撮影です。

照明器具の長さ調整で、もう、汗だくです。

 

さて、ダイニングの全体像はこんな感じです。

 

チェアの背中には…

カフェメニューが。

アンティーク風に仕上げられた「チャーチチェア」。

元々は聖書や讃美歌の譜面が入れられるようになっているので、

そこはベビーサロンに集まった生徒さんたちに出す飲み物の、メニュー置きとして活用します。

 

ダイニングからリビングを見たところ。

 

リビングのテーブルにはちょっとしたアイディアを。

ガラストップのテーブルに挟んだ絵画?

 

実はこれ、輸入壁紙の端切れなのです。

端切れをマナトレーディングさんで購入。カットしてテーブルに挟み込みました。

このクロスのブランドは

SCION(サイオン)というイギリスのブランドです。

 

輸入壁紙といえば、ホームデコアは新たに輸入壁紙のサイトをオープンしました。

これからはカーテンだけでなく壁紙のこともじゃんじゃんご相談ください!!

(ちょいちょい宣伝を挟んでいきます)

 

「ひだまりてらす」に戻ります。

 

お部屋の全体像。

beforeはこんな感じでした。

つやのあるものや重厚なデザインが好きな旦那様と、

古民家の雰囲気やナチュラルなデザインが好きなめぐみさん。

2人の好みが違っていることもあり、シンプルになりすぎていたお部屋。

afterはこのように。

ダイニングにアンティーク素材を使ったテーブルやチェアを選ぶことで

重厚感を持たせながら、カフェ風の優しい雰囲気に。

白・黒だったインテリアに茶とブルーを足してアクセントとしました。

 

さてもう一度言いますが(笑)、「ひだまりてらす」は7月オープンです。

 

めぐみさん忙しくなると思うけれど、また会いに行くのでおいしいコーヒー飲ませてね!

 

 

続々)坂茂(ばんしげる)展を見てまいりました

水戸芸術館で開催されている、坂茂展。

 

坂さんが手がけた美術館など、

大きな建築のことはよくわからず、「すごいなー、かっこいいなー」

という感想くらいしか出せないのですが、

女川のコンテナ仮設住宅については感じる部分がありました。

 

 

急ごしらえで作り、決められた期間で取り壊されてしまうのが仮設住宅。

工期短縮・コストダウンは命題です。

 

そんな命題を抱えつつも、

少しでも住み心地のいい住まいにしたい、

住む人にとって「仮」の住まいではあるけれど、ホッとできる空間にしたい。

設計者の坂さんは、そんな気持ちでこのコンテナ住宅を設計したのではないかなと、

見て回るうちにそんな風に思えてきました。

 

今日は、そんな風に思うに至ったポイントを3つご紹介します。

 

ポイント1は、室内の色使いについて。

ホワイトをベースカラーとし、木の持っているナチュラル色をメインカラーに。

そして、収納や脱衣場を仕切るカーテンのダークブラウンがアクセントカラーになっていて、

何気ない組み合わせですが、きちんとコーディネートされています。

 

色に関して言うと、ココも見逃せません。

ソフト巾木です。

ないがしろにされがちなこの部材の色まで、

タイルカーペットときちんと色合わせされています。

 

何気ない色使いですが、目に優しい穏やかな色合いで違和感なくコーディネートされている。

それがこの部屋の居心地の良さを作っているように思えます。

 

 

ポイント2は、収納です。

リビング・ダイニングには壁付のオープン収納。

 

ダイニングには押入れのような収納も。

 

個室にもたっぷりの収納が。

家具を買い増さなくても、かなりの物が収められるのではないでしょうか。

カーテンで目隠しができるのもうれしいです。

扉を付けるよりも圧迫感がないですし、室内が広く感じられます。

カーテンは、工期短縮・コストダウンにも一役かっていそうです。

 

同じ間取りに暮らしていても家族構成はそれぞれ違いますし、暮らし方も違うでしょう。

大容量で、幾通りもの使い方ができそうな収納です。

 

 

さて、3つめのポイントは、外にあります。

 

日当たり・雨がかりが考慮された、長めの軒。

外の天候は室内の居心地も大きく左右しますよね。

それを調整するのが軒の役割だと思います。

それから、軒先では隣近所に住む人、通りがかりの知り合い同士がちょっとおしゃべり。

室内と室外の中間の、コミュニケーションスペースとしての役割もあると思うのです。

コストのために長さが削られてしまいそうな軒ですが、大事な大事な存在です。

 

さて…3回にわたって紹介した、「坂茂展」でした。

(おもに女川のコンテナ住宅ばかりでしたが)

 

 

水戸は、のびのびしていて、アート展やカフェ文化なども充実した街です。

週末・ゴールデンウイークなど、どうぞ遊びに行ってみてくださいね!

 

(私の今週末は、納品とお打ち合わせなど…てんこ盛りです……働きます!!)