欧州出身のお客様の生地選び

昨年の秋に続けてお打ち合わせした2つのご家族。

横浜のお客様は奥さまがドイツ出身、

杉並区のお客様はご主人がデンマーク出身の方でした。

 

一口に欧州といっても、国が違えば色カーテンの形などお好みの傾向はがらりと変わります。

それでもこの2家族のお客様、

カーテン選びをする時にこれは譲れないという共通のお好みがありました。

それはなんでしょうか…

 

じゃじゃん!答えは!

 

「天然素材ONLY」「NOポリエステル」 ということです。

細かく申し上げると、天然の材質から作られる「レーヨン」「ビスコース」はOK、

石油系の生地がNGですが、レース生地であればポリエステルでもOKとのことでした。

 

横浜のお客様のお部屋の写真はこちら

https://www.e-windy.com/blog/takimoto/?p=2165

 

杉並のお客様がお選びになったメインの生地は、CLARKE&CLARKEのLINDOW。

ビスコースリネンが柔らかく、重さもあってきれいなドレープが出ます。

後々収縮してしまわないよう、湯通ししてから仕立てました。

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カーテンレールはフィットアーキ。TOSOさんの昨年の新作。

すっきりしたデザインで保温性能が高いレールです。

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欧州は冬でも家じゅう暖か。住宅の保温性が考慮されたつくりをしています。

こちらの新築のお宅も、輸入品の木製窓などが使われていて、

寒い日にうかがってもぽかぽか暖かでした。

 

気密性の高い窓なので、腰高の窓は日本のような引違いではありません。

また、日本のようなすりガラスは入っていないので外からは見えてしまうお悩みが。

キッチンのカウンターの部分などもシェードをつけました。

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子供部屋はコットンのカラーの生地でかわいらしく。

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質感のいい生地なので、お子さんが成長しても飽きずに楽しんでもらえるのではないかな?

と思っています。

 

Yさま、納品まで大変お待たせいたしました。

ありがとうございました。