来年も、行ってきます

毎年1月に、パリで開かれるインテリアの展示会、メゾン・エ・オブジェ。

今年の1月に初めて訪れまして、来年1月にもまた行ってくることに致しました。

こちらは去年の会場の様子…。

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初めての去年は、とにかく

行った!見た!すごい!わあ~♪

と、舞い上がり気味で、皆さんに発信するようなことがほとんどできませんでした。

今年はきちんと要点を絞ってウォッチングしてこようと思います。

 

展示会のほかにも見たいと思っているのが、パリ郊外、空港近くの住宅です。

今年の視察の際に路線バスで通った街なのですが、

戸建ての住宅が素敵だな~と思って、ちょっと調べてみたのです。

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パリ市内の、普通の住まいでも100年モノ、古い建物は400年モノという築年数に比べ、

空港建設時に建てられた住宅は築50年ほど。

バスに乗り合わせたパリの人に言わせると、これは「新しい住宅」なのだそう。

日本の住宅で50年というと…悲しいことに建物としての価値はゼロなどといわれてしまいます。

30年で建て替えを検討するなんてことも普通ですよね。

ですが、人口が減少し始め、長期優良住宅、などという制度も始まりまして、

これからは日本の住宅も長寿命に変わっていくのだと思っています。

 

パリ郊外の「新しい住宅」には、

これからの日本のすまいのありかたを探るヒントがあるのではないかと思います。

到着した日は、この住宅地の中の民宿のような宿に泊まる予定です。

 

というわけで、1月23日(木)から29日(水)までは不在に致します。

時期が近くなりましたらまたご案内しますね。

お客さまにはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

ホームデコアは通常通り営業いたしております。

お仕事のお役に立つカーテン、ブラインド

先月半ばに、新都心の摩天楼を一望できるマンションにお納めいたしました。

ご自宅でお仕事をされるという事業家のお客様。
優しく柔らかいお人柄で、お会いするとほっと癒されるような方でした。

お打ち合わせの中で、カーテンはお仕事に対する投資でもある、とのこと。集中力を高めたり、不規則な時間でもしっかりとした睡眠をとったりするためのもの。
機能だけではなく、当然ながら見た目も綺麗なものをご希望でした。

では、まずは書斎。仕事部屋として機能的に。そして、日差しが強い時間帯には日の光を遮れるように。
落ち着いた色合いのウッドブラインドです。

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寝室は、ホワイトで統一されていて優しい印象に。取り付けに伺った日にも寝室の一角に花が飾られていて、心地よい音楽が流れていました。気持ちが豊かになります。

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リビングも白ですが、寝室とはまた違った印象に。

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一緒に暮らす猫ちゃんの手(?)が届かないよう、普段は生地を上げておけるシェードです。
手前はベルギー製の白いリネンで生地にも継ぎ目のない1台のシェードに。大型手動タイプという、大きめのメカを使っています。
レースは3台に分割しています。クリエーションバウマンのジャスピスストライプ。白とベージュの美しいストライプ生地です。

こちらのマンションはカーテンボックスの奥行きが16センチあり少し大きめでしたので、このような前後2台の納めが可能でした。

私ごとで恐縮ですが、白いベルギーのリネンもバウマンのレースも大好きな憧れの生地。(自分ではなかなか買えない素敵なお値段なのです!)
仕上がりは…想像していた以上の綺麗さでした。

Oさま、素敵なカーテンやブラインドを納める機会をいただき、ありがとうございました。
納めたカーテンがお仕事のお役に立っておりましたら大変嬉しく思います。