お仕事のお役に立つカーテン、ブラインド

先月半ばに、新都心の摩天楼を一望できるマンションにお納めいたしました。

ご自宅でお仕事をされるという事業家のお客様。
優しく柔らかいお人柄で、お会いするとほっと癒されるような方でした。

お打ち合わせの中で、カーテンはお仕事に対する投資でもある、とのこと。集中力を高めたり、不規則な時間でもしっかりとした睡眠をとったりするためのもの。
機能だけではなく、当然ながら見た目も綺麗なものをご希望でした。

では、まずは書斎。仕事部屋として機能的に。そして、日差しが強い時間帯には日の光を遮れるように。
落ち着いた色合いのウッドブラインドです。

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寝室は、ホワイトで統一されていて優しい印象に。取り付けに伺った日にも寝室の一角に花が飾られていて、心地よい音楽が流れていました。気持ちが豊かになります。

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リビングも白ですが、寝室とはまた違った印象に。

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一緒に暮らす猫ちゃんの手(?)が届かないよう、普段は生地を上げておけるシェードです。
手前はベルギー製の白いリネンで生地にも継ぎ目のない1台のシェードに。大型手動タイプという、大きめのメカを使っています。
レースは3台に分割しています。クリエーションバウマンのジャスピスストライプ。白とベージュの美しいストライプ生地です。

こちらのマンションはカーテンボックスの奥行きが16センチあり少し大きめでしたので、このような前後2台の納めが可能でした。

私ごとで恐縮ですが、白いベルギーのリネンもバウマンのレースも大好きな憧れの生地。(自分ではなかなか買えない素敵なお値段なのです!)
仕上がりは…想像していた以上の綺麗さでした。

Oさま、素敵なカーテンやブラインドを納める機会をいただき、ありがとうございました。
納めたカーテンがお仕事のお役に立っておりましたら大変嬉しく思います。

フィスバとバウマンの素敵な出会い③

こちらはフィスバのシェードです。

楽しい色合いの生地。
エレガントとモダンのバランスが絶妙なフィスバですが、こんなカジュアルな雰囲気の生地もあるのですね。

シェードによくあっているボール状のカラフルなランプ…
実は我が家にも色違いの同じものがあります!と、奥さまとしばし盛り上がりました。

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さてこちら、実はレースの生地にの収め方に秘密が。
後ろ側のレース時は実はのれんのようにパイプに通しただけ。
一見シェードのように見えるのがポイントです。

レースの生地はまず上げ下げすることがないとのことなので、このようなコストダウンの工夫も可能です。
マンションのようにカーテンボックス(カーテンを天井に埋め込むようにつけられるくぼみのこと)があると、
突っ張り棒でつけているだけのパイプ通しもシェードと同じ幅で作ることができます。

今回はリビングのみのお納めでしたが、寝室用の生地もお探しするお約束をいたしました。

Uさま、またお会いできますのを楽しみにしております。

フィスバとバウマンの素敵な出会い②

昨日の続きです。

バウマンのカーテン。
蔦を這わせたランプは、奥さまのお手製。 といってもここにつける照明を決めるまでの仮のランプで、電球だけでサビシイのでフェイクグリーンをつけたとのこと。
恥ずかしそうにお話してくださいましたが…素敵ですよ!

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ストライプの生地とレース生地は、どちらもフラットカーテンですが倍率を変えて作っています。
朝、ストライプの生地を閉じた状態で光が当たると、お部屋の中がきれいなピンク色に見えてとてもきれい、とのことです。
私も見てみたい…!ですが、あいにくカーテンを掛けたのは日が暮れてからとなってしまいました。

実は最初にお納めしたカーテンの縫製に難があり、作り直しをしたのでお忙しいなか2度お邪魔させていただきました。
2度目の納品時にはカーテンのランナーが不足し、メーカーの倉庫まで取りに行くという事態に。
そういうわけで、夜の写真撮影となってしまいました。

倉庫までの往復2時間、快くお待ちくださいまして助かりました。ありがとうございます。

フィスバとバウマンの素敵な出会い①

ご新築のタワーマンションで新生活を始めたご一家のカーテンを、お納め致しました。

カラフルな色合いやポップなデザインがお好きな奥さま。
ただ単にポップならいいというわけではなくて、生地の質感や色合いに対する感性も鋭い方。
やはり輸入の生地を中心に見ていただきました。

防炎生地の規定があってなかなかコレ!というものが見つからなかったのですが、
奥さまにサンプルを見ていただいた中でピンと来たのがバウマンとフィスバ。
ショールームを見てきていただき、素敵な出会いがありました。

生地の組み合わせや縫製の方法をご相談に乗り、お納めしたのがこちらのカーテン&シェードです。

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ストライプとストライプによる組み合わせです。
実はこちら、右はバウマン左はフィスバなのです。
同じスイスのメーカー同士、カラフルで楽しく、それでいて上品。素敵な出会いが生まれたと思います。

こちらのお部屋はマンションのコーナー部分に位置していて、カドが直角ではないスタイリッシュな形状。
奥さまは最初から、2つの窓の生地は色や柄を変えようと決めていらっしゃいました。

盛りだくさんの一日②

さて、盛りだくさんだった昨日、
午後からはJAPANTEX2013へ。

くまもんのステッカーを貼ったブラインドはニチベイさんのもの。

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カーテンの新作が発表されたばかりのサンゲツさん。
カーテン以上に気になったのがこちら。注目していただきたいのは壁です。

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葉っぱの柄も、板貼りのような壁も、それぞれ壁紙です。
境目が…

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2枚の壁紙同士、アミダクジ状のラインで隙間なく貼られています。職人技です。
実際の住まいでこの施工をするのは難しいかもしれません。いえ、施工はできるのですが綺麗に長持ちさせるのは難しいでしょう。
壁紙は湿気や乾燥を繰り返すことでどうしてもカドの部分が剥がれやすくなります。
楽しいデザインは展示会ならでは…です。

それから…このたび「インテリアコーディネーター100人が選ぶお勧め商材コンテスト」で金賞を受賞されたスミノエさんのブース。
受賞おめでとうございます。

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色やデザインにヨーロッパのトレンドのエッセンスが取り入れられているように思います。
その上、ヨーロッパの物に比べてお値ごろなので、商談ではお客様によくお勧めしていますよ。

てさて、駆け足でJAPANTEX2013を見た後は、同業のみなさんが集まる懇親会へ。…ちょっとその前に…!