フィスバとバウマンの素敵な出会い②

昨日の続きです。

バウマンのカーテン。
蔦を這わせたランプは、奥さまのお手製。 といってもここにつける照明を決めるまでの仮のランプで、電球だけでサビシイのでフェイクグリーンをつけたとのこと。
恥ずかしそうにお話してくださいましたが…素敵ですよ!

IMG_6627

IMG_6628

ストライプの生地とレース生地は、どちらもフラットカーテンですが倍率を変えて作っています。
朝、ストライプの生地を閉じた状態で光が当たると、お部屋の中がきれいなピンク色に見えてとてもきれい、とのことです。
私も見てみたい…!ですが、あいにくカーテンを掛けたのは日が暮れてからとなってしまいました。

実は最初にお納めしたカーテンの縫製に難があり、作り直しをしたのでお忙しいなか2度お邪魔させていただきました。
2度目の納品時にはカーテンのランナーが不足し、メーカーの倉庫まで取りに行くという事態に。
そういうわけで、夜の写真撮影となってしまいました。

倉庫までの往復2時間、快くお待ちくださいまして助かりました。ありがとうございます。

フィスバとバウマンの素敵な出会い①

ご新築のタワーマンションで新生活を始めたご一家のカーテンを、お納め致しました。

カラフルな色合いやポップなデザインがお好きな奥さま。
ただ単にポップならいいというわけではなくて、生地の質感や色合いに対する感性も鋭い方。
やはり輸入の生地を中心に見ていただきました。

防炎生地の規定があってなかなかコレ!というものが見つからなかったのですが、
奥さまにサンプルを見ていただいた中でピンと来たのがバウマンとフィスバ。
ショールームを見てきていただき、素敵な出会いがありました。

生地の組み合わせや縫製の方法をご相談に乗り、お納めしたのがこちらのカーテン&シェードです。

IMG_6641

ストライプとストライプによる組み合わせです。
実はこちら、右はバウマン左はフィスバなのです。
同じスイスのメーカー同士、カラフルで楽しく、それでいて上品。素敵な出会いが生まれたと思います。

こちらのお部屋はマンションのコーナー部分に位置していて、カドが直角ではないスタイリッシュな形状。
奥さまは最初から、2つの窓の生地は色や柄を変えようと決めていらっしゃいました。

終わり良ければ

雨です、台風が来ますね。

台風が関東までやってくる前に海外からのカーテン生地が無事に日本に届いたと連絡があり、ほっとしているところです。

先週納品される予定だったその生地。日本に届いたものを輸入会社さんが検品していたところなんと不具合が!!

再度手配し直して下さったのですが、時差があるため在庫確認は翌日となり、無事出荷したと思ったら運悪く空港で足止め、日本の3連休を挟み、着いたはいいが税関をすんなり通れるか、そして今度は台風…で、ヤキモキしておりました。

そして今日、輸入会社さんに生地が届いたことを確認。今日まで輸入会社さんは、まめに状況をご連絡してくださいました。
そして生地の加工会社さんが工程を縮めてくださり、完成品を予定通りにお客様にお届けできそうでほっとしております。

輸入会社のFさん、Iさん、C社のOさん、A社さんに、この場を借りてお礼を。ありがとうございます。

 

カーテンだけじゃないんです。

前々回にご紹介した府中市のKさま。

今日はそのお隣に住むSさまの、カーテン+α(プラスアルファ)のご紹介をします。

DSCN2520

ターコイズグリーンが美しい、シナマークのミニー。この色は奥さまが子供のころから一番好きな色だそう。

どうりで…見た瞬間に即決!でしたね。

ブラインドは着色していないアルミそのものの銀色。

こちらのお宅は、床や梁に無垢の木がふんだんに使われ、壁紙はなんと、和紙!

環境に配慮しているのはもちろん、使われている素材そのものの持つ力が強いので、窓周りもあまり加工していないザ・素材というものが合うように思います。

DSCN2517

 

レース生地は、外から室内が透けにくいタイプ。

DSCN2525

 

閉じたところ。

DSCN2527

 

さて、こちらのSさま。

工事させていただいたのはカーテンだけじゃないんです。

先ほど申しましたが、このおうちの壁紙は和紙。

 

特にキッチン…気になります!!

IMG_4132

 

そこで…

じゃじゃじゃん、大変身!

DSCN2567

タイルを張りました。これで油がはねてもさっと拭くだけ、安心です。

このタイル、ドラマやバラエティ番組のセットでも引っ張りだこ、名古屋モザイクさんの「コラベル」というタイルです。

コラベルは20数色のうちで組み合わせや混ぜる割合を自由に設定することができるのです。

実物のタイルで使う色を決め、何度かシミュレーションしてSさまオリジナルの組み合わせを決定。

素敵に仕上がりました。

 

実はこんな隠れキャラも…

DSCN2565

奥さまがいつか使いたいと大事にしまっていた小さなタイル。

皮肉屋だけど憎めない、ムーミンのキャラクター。

 

こうして世界に一つだけのタイル壁ができあがりました。

 

 

 

 

新築住宅の北欧デザインカーテンと…②

前回に続き、府中市の住宅のカーテンのご紹介です。

寝室のカーテンは…

DSCN2550

こちらも北欧、ボロスの人気柄、マラガです。

 

K様のお宅は、窓の横幅が一般的な住宅よりちょっと大きくてカーテン屋泣かせ。

というのも、特に北欧の大きなプリント物は、生地の幅いっぱいまで使ってきれいな絵に見えるようにデザインされていると思うのです。

なるべくなら縦にカットしたり、幅を継いだりしたくありません。

ですが大きな窓ゆえに…1.5メートル幅の生地だとすこ~し、足りない。

ちょっぴり幅継ぎするのも生地がもったいないし、フラットカーテンだと縫い目が見た目にも影響します。

なので、お客様としっかりご相談。

両側には違う生地の細~いカーテンを作って足しました。

このように、別々のカーテンなのです。

DSCN2551

この方法だと、縦に縫い合わせるよりもちょっとお安く縫製できます。

DSCN2552 近くで見ても、きれいに収まっています。

 

さて、こんなにきれいに仕上がるまでにはやはり失敗と試行錯誤が。

2度、再縫製をさせていただいてお納めしたため、ずいぶんお待たせしてしまいました。

デザインを仕事にされている奥さまだからでしょうか。

お打ち合わせをしていても色々なイメージを持っていらして、

こんな風にしたら実現できるかな、こんなのはどうかな、と一緒に知恵を絞りました。

おかげでずいぶん勉強になりました。

 

さて、ここからはKさまタッセルコレクション。

DSCN2556

片開きカーテン+カフェカーテンですっきりとした窓には…

細身のすっきりしたタッセル。

DSCN2554

くるっと。

DSCN2553

こちらは別バージョン。

DSCN2558

同じような1本のひもでこんなに変わるんですね。

 

さて、次回はまたまた施工事例。

こちらのKさまの仲良しのお隣さん、Sさまのカーテンなどをご紹介します。