色は違えど、おなじ匂いのする空間。

     H様が一番気に入ってくださったのがこのタッセル。
     地味に1本づつ糸をぬいて作った自家製のフリンジタッセルです。
     朝、カーテンを開ける楽しみにも一役買って。脇役ながら侮れません。
ダイニング2
          ダイニングのカーテン生地でお作りしています。
ダイニング1
     リビングではこんな感じです。
リビング1
     リビング・ダイニングには同じ大きさの掃出し窓が3つ。    
     同じ位置に立つと全部の窓が目に入ります。
     けれども、リビングもダイニングも同じ生地にはしたくない。
     どうしたら???
     それなら、ダイニングの生地を使って、クッションカバーと
     タッセルをリビングにも使ってみようということに。
リビング3
     どちらの生地もCLARKE&CLARKEの
     RIBBLE VALLEYシリーズの生地です。
     柄や色は違うけれども、同じテイストの生地同士は
     不思議とお互いになじみ合うものです。     
     
     2階はそれぞれのプライベートルーム。
     
     娘さんのお部屋は、愛され続けるソレイアード。
娘さん1
娘さん2
     息子さんのお部屋はHARLEQUINのロリポップ。
息子さん
     チェックはとてもスタンダードな柄なのに、微妙な線の太さや
     升目の大きさに好みがあったりで、探すと以外にないものです。

     寝室はCLARISSE PRINTSを使ってシェードとカーテンを
     お作りしました。
寝室1
寝室2
     アンティークなデスクライトととても似合っています。
     
     レースはどの窓もカフェカーテンでと、それぞれのお部屋にあった
     生地を選んでくださいました。
     リビングもダイニングもプライベートルームも選んでくださった生地は、
     どれもコットンや麻やウールの入っている生地です。
     
     ダイニングの隣の小窓には、先にブログにUPさせていただいた
     イタリアンフラワーシェルフのカーテンが楽しげにかかっています。

     柄は違えど、色も違えど、どのお部屋もすっかりH様テイストの
     空間になりました。
     

タマいくつ?

     棟梁さんも設計士さんも、”いいカーテンだねえ”と
     ほめてくれましたよ。とご報告してくださったE様。
     ほめて下さったカーテンは、幅が3mほどあるのですが、
     撮影時、ダンボールに行く手を阻まれて、こんなですが・・・。
リビング
     CLARKE&CLARKEのRIADです。
     すっきりとモダンなデザイン。
     麻30%のナチュラルな風合いも魅力です。
     レースはこちら。
リビングレース
     RIADドレープは大きな片開と小さな片開きで、
     レースは3分割で仕上げました。
     レールはすでに取り付け済み。
     そこで、分割カーテンに合わせて、タマの移動をお願いし、
     再度、大工さんに取り付け直してもらうことになりました。
     
     レールの部品には後入れランナーというものがあります。
     カーテンフックと数が合わなくて付け足したいとき、レールを
     外さなくても取り付け可能なランナーのことです。
     
     後入れ両マグネットというものもあります。
     マグネットがなかったり、マグネットの数を増やしたいときに、
     こちらも簡単に取り付けることができます。

     E様のお宅では、タマ9コ+両マグ+タマまた9コとやり取り
     をしながら、カーテンのヒダ数ともあわせてお取付けしました。
     
     ちなみにこの”タマ”という呼び名はE様の命名です。
     ”えっと、このレールのタマは・・・”と大工さんに伝えて
     下さっている様子が目に浮かぶようです。
     E様、ありがとうございました!