カーテンからシェードに衣替えの術

床に寝そべったり、時にはソファでころころしたりもするわけですね。
二階の窓から、ひょっと下を見下ろすと、にょきにょき足が見えたなら、
お隣さんもやっぱりちいっと困るかなあ。
なので、シェードで。
一階にあるN様のリビングは、お庭を挟んで建つお隣さんの二階の窓から
ちょうど見下ろせる位置に。
上下に開閉するシェードは、窓上から斜めに入ってくる視線をうまく遮って
くれるというわけです。
それぞれの窓にはそれぞれの使い勝手があるものです。
リビングのシェード
実はこのシェード、今ついているカーテンレールにお取付けしているんです。
        見たところ、ただの小さな金具です。
取付金具
こいつが術をつかうんですなあ、ふっふっふっ・・・。
レールのランナーを外して、こいつを取り付けて、カーテンからシェードに
様変わりっというわけです。
ランナーを外せない場合には、術師参上いたしまするとはいかないのですが、
ままご相談くださいませ。

生地は五洋インテックス、サザンクロスのエル。ドイツの生地です。
切り替えのあるボーダー柄で、切り替えし部分には、つまんだようなシワが
よっていて、ふっくらしたやさしい感じがします。
同じ生地でドレープもお作りしましたが、色違いのブルーだとこんな感じです。
五洋の見本帳
白にしようか。ブルーにしようか。と家族会議にかけられて白に決定しました。

     お伺いした頃は、まだちと寒い頃でしたが、ひと雨ごとに春ですねえ。
     春眠暁を覚えずと言いますから、春の夜は眠ここちがいい。
     シェードを半分ほど下ろしておけば、きっと昼も眠ここちがいい。