横幅4メートルを超える大開口の窓を持つ、Hさまのリビングのカーテン。
納品の数日後にアイロンを当てに伺いました。
リネンとビスコースの混紡の生地にたっぷりした刺繍。生地自体の自然な重みで、納品した時よりもシワはのび、床上丈で縫製したカーテンは床につくくらいに。
寸法が伸び縮みするのも、自然素材ならでは。乾燥した時期やクリーニング後に丈が縮むかもしれないので、このまま使っていただくことになりました。
このカーテン。間近で見ると、
生地の色が変わるところで、ミシン糸の色も切り替えられています。
いつも縫製をお願いしている愛知県のS社。縫製を担当してくださった職人さんが、一手間かけて糸の色を変えてくれていました。おかげさまで、綺麗な仕上がりです。
さあ、こうしてお納めした数日後のこと、奥様からお電話をいただきます。「糸がほつれているところがあるんです」とのこと。
さあ、大変!仮掛け用のカーテンを持って伺いましたら、確かに。全部で3枚お納めしたカーテンのうち、1枚でミミの部分にミシン目が乱れているところがありました。
すぐにS社に送り、縫製を修正。1週間後に再度お届けにあがりました。
いつも快く迎えてくださるHさま。お会いするたびお話もはずみ、ご迷惑をお掛けしている立場ではありながらお会いするのが楽しみだったのはここだけのヒミツです。
さて。
Hさま、この度はご依頼ありがとうございました。カーテンをとても気に入ってくださること、大変嬉しく思います!
お気づきの点やお手入れの疑問点などありましたら、またいつでもご連絡くださいね。
またお目にかかれるのを楽しみにしております。