1819年の創業以来、世界のセレブリティに愛され続けるクリスチャン・フィッシュバッハ。
日本では、フィスバ(FISBA)の名で親しまれています。
本日は、その中の2012年イタリアンコレクションの新作の発表会に行ってきました。
今回はイタリア支社より、マネージングディレクターのパオロ氏とチーフデザイナーのドナテッラさんが来日しプレゼンテーションが行われました。
1日2回の2部制で行われた午後の部に伺ったのですが、大入り満員の大盛況でした。
さすが、FISBAブランドの人気の高さが伺えます。
このコレクションを展開するイタリアン支社は、イタリアの北側のシルクの都と名のつくファッションやファブリックスの企業が集まる「コモ湖」にオフィスを構えています。
1961年に設立とクリスチャン・フィッシュバッハのグループ法人となって長い歴史を持ち、長い間ヨーロッパの市場向けに展開されていましたが、昨年より日本で発売されることとなりました。
従来のコレクションと違うところは、自然素材、リネンなどのレースを多く展開している点です。
前回までのトラディショナルな感じとは違って今回は、よりコンテンポラリーでモダンなコレクションを展開していました。
プレゼンテーションが終わると、来場者の皆さんが新作のコレクションを確かめようと、生地の廻りはまるでバーゲンセールの会場のようでした (^_^;)
その中で何とか取った写真がこちら。
日本フィスバの藤田社長から、「この3種類の生地見た目は全然違いますが全て同じ糸から作っているんですよ」と聞かされ、ちょっと驚きです。
以前は、織物の工房は生地を織るだけでしたが、今は入念にフィニッシャーを行います。
ポリエステル素材をまるでカシミアのような風合いに仕上げることが出来るのです。
色使いや柔らかな風合いなど、私たち日本人がとても好にそうな新作コレクションでした。