こんにちは。
ホームデコアの滝本です。
今日は、新築の住宅に納めましたカーテンのご紹介です。
まずはリビング…
奥様が惚れ込んだ、アイボリー色の生地。
モクレンの図柄が立体的に織り込まれています。
カーテンレールとタッセルは色を濃く。引き締めの効果があります。
レースはオフホワイト色の、
「クラッシュ」というクシュクシュしたシワ加工の生地をチョイス。
上品な仕上がりになりました。
リビングと続き間の和室の窓には、グリーン色のプリーツスクリーン。
窓枠の内側に入れているので、大変すっきりとしています。
プリーツスクリーンは和風モダンのデザインで、
昔ながらの内障子のように光をやわらかく取り入れ、
保温の効果もあります。
LDと続き間になるような和室には特にオススメですよ!
今回納めた障子紙のような透け感のある生地のほか、
レースのような薄い生地、厚地、遮光性の高い生地などがあり、
色のバリエーションも豊富です。
さて、寝室。
安らぎを感じる、グレーの植物柄。遮光性のある生地です。
最後は子供室。
12畳ほどの大きな一部屋に扉が2つついていて、
将来は2部屋に区切ることが出来る間取り。
当然、窓もたくさんあります。
お客様ご夫婦のご要望は、
子供部屋といっても子供っぽくなりすぎないデザインを、とのことでした。
窓がお部屋の3面にあって全部で5箇所、と多いので、
かわいらしさとシンプルさ、そして主張しすぎないデザインをと思い、
水玉模様の組み合わせをご提案。
子供室のタテ長の窓にはドレープ生地でシェードを作り、
窓枠の中にはヒダをとらないのれん状のレースカーテンを下げました。
この方法はコストダウンが出来ると同時に、
窓を開けて風を入れたいときにもレースのシェードのように
パタパタ当たることがありません。
対して、リビングのタテ長窓は見え方のきれいさを重視して
ドレープ生地もレース生地もシェードにいたしました。
こちらの現場、第1回目のお打合せから納品まで4週間ほどだったのですが、
途中にお盆が挟まるタイトスケジュール。
そんな中、カーテンの発注サイズを間違えるというミスをしてしまい、
最終的な納品は納品希望日から10日も延びてしまって
お客様にはとてもとてもご迷惑をおかけしてしまったのです。
電話でごめんなさいとお話した時、
優しい奥様(そして、直接お話はしていませんがきっと旦那様も)は
快く許してくださって、
本当に、お客様のおかげで仕事をしていけているのだなあと実感しました。
「間違いがないのが当たり前、ご迷惑をかけないのが当たり前」
として、気を引き締め、
反対に、誰かのミスに対しては、
お客様のように許せるような人間でありたいなあと思います。