インテリアテキスタイル界において最上のデザインと品質を誇る2大ブランド『RUBELLI』(ルベリ)と『SAHCO』(サコ)の新作発表会に行ってきました。サコの新作プレゼンテーションは、何度か訪れたことはありましたが、今回はルベリから社長のニコロ・ファバレット・ルベルさんが来日され自らプレゼンするとのことで楽しみにしていました。
東京で行われた16:30からの第2回の部に参加したのですが、200人を超えて立ち見の人まで出る盛況ぶりでした。
ドイツ・ニュルンベルグに拠点をもつサコ社からは、輸出部門マネージャーのヘンドリック・ドライヤーによるプレゼンが行われました。
何度か来日されこの雰囲気にも慣れているようで、時折日本語のジョークも交えながら新作のファブリックを紹介してくれました。
「サコ」の新作は、クラシックなデザインを現代的色使いでモダンに表現したものから、リバーシブル使い、トレビラCSを使ったもの、42年のロングセラー商品の新色などなど、幅広いレンジのデザインを披露。
一番盛り上がるのはやはり奇才『ウルフ・モーリッツ』の新作です。彼曰く、ファブリックの嫌いな人の為のコレクション・・・。
透過性のあるプラスチックから、スペインにインスパイアされ「Matador」「Flamenco」といった新作が今年も楽しませてくれました。
写真は、透明感のあるシアーに大胆な花柄をアップリケしたデザイン。フライングフラワーとうフレーズで表現していました。
「どなたか、この生地でウェディングドレスを作ったら写真を送ってください!」と(笑) 盛り上がっていました。
続いてはルベリ。1858年ヴェネチアに創設されたルベリ。ダマスク、ランパス、ベルベットといったルベルが生み出す最高級テキスタイルの創造源は中世期ルネッサンスまで遡ります。
写真右側がルベリの名を持つ5代目社長のニコロ・ファバレット・ルベリさんです。ルベリは会社でありながらファミリーです。といかにもイタリアらしい表現で自社を語っていました。
拘りにこだわり、自ら工房を持ち、最高級のベネチアンシルクで表現される伝統的なデザインから、「アルマーニ・カーサ」とコラボした、9月には発表される斬新な新作を披露してくれるなど、すばらしコレクションを堪能させてくれました。
コレクションBOOKも重箱のようなケースに収まっています!
発表会後の、カクテルパーティーはあまりに女性率が高く居心地が窮屈だったので早めに抜け出し、同業仲間の男4人で「男子会」!!
話題は「サコとかルベリとかってどうやって売ればいいの!」で盛り上がりました。
お酒に後は、代官山にある、おしゃれなブックカフェ蔦谷でお茶して酔いをさまして帰りました。
これがとっても楽しかった・・・(笑)