5度目のパリとなります。今回もいろいろなものを見て様々人と出会い刺激を受けて来ました。
これから数回に分けて「メゾン・エ・オブジェ」 や「パリ・デコオフ」のことをご紹介していきます。
1/15(火)日本は大雪で羽田空港の国内便は欠航が相次ぎ、はたして出発することが出来るのか危ぶまれましたが、深夜発の国際便は予定通り出発することができました。
12時間のフライトは、エコノミークラスの一番最後尾を事前チェックインでキープし、なかなか快適に過ごすことが出来ました。
毎回、機内で見る映画の事を冒頭で感想を書いてきましたが、今回印象に残ったのはフランス映画 『最強のふたり』 です。
車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディーです。
年齢や環境、好みも異なる二人が、お互いを認め合い、変化していくプロセスを描いていく物語。
障害を持つ主人公フィリップの誕生日の夜、介護人のドリスが、アースウィンド&ファイアの「Boogie Wonderland」のリズムを刻む軽快なダンスで、使用人たちを巻き込んだ“グル―ヴ”へ発展するシーンがたまらなく良かった。 本当に笑って泣けました・・・。
さて、早朝の便でパリに到着したらこちらも同じく雪が降っています。いつも通りロワシーバスでパリ市内の中心部OPELAまで行き、そこからタクシーで 17区にある メトロ13号線のBrochaant いうところまで行きました。
今回、宿泊に利用したのは、滞在型のアパートメントです。パリに在住の友人の紹介で、1週間借りてシャアすることにしました。
アパ-トメントはこんな感じです・・・。
古い建物で、らせん階段で5階まで登らなければならないのが厄介ですが、その分パリの街並みが見渡せるのが良いところ。広々していて快適です。
このシステムはオーナーの不在時に、使っていない間だけ旅行者に提供するというものです。
今回は、ここを拠点に精力的に活動します。 石井さんのいびきが無ければよいが・・・(^_^;)
荷物を置いて、近所のスーパーで買い物を済ませ、バスに乗って早速街に繰り出しました。
凱旋門からシャンゼリゼ通りのインテリアショップやをウィンドウを眺めながら歩き、そこからメトロに乗って、マレ地区にあるBHVというデパートに向かいました。
ここは前から行ってみたかったところで、日本でいう東急ハンズのようなところときいていました。
上階にあるインテリア売り場に行って驚きました。日本でいうところの高級ブランドのエディターの商品がものすごい数とバリエーションで販売されているのです。
それも高級品という特別な扱いではなく、普通に・・・ しかも、セール中で20%OFF!!
ギャラリーラファイエットのメゾン館なんて目じゃないです!
しかも、カーテンレールの種類の豊富さや、壁紙のコーナーなども必見です。
以前のパリでの取材でもモンマルトルのショップで見てきたことを書きましたが、
こちらでは、全てレールはパーツとして揃えます。ブラケット、ロッド、キャップとそれぞれに本当に多くの部品が売られています。
高級エディターの商品のカタログがボロボロになるまで使い込まれていて、ご婦人がオーダーしていたりします。
やっぱりヨーロッパは壁紙文化なんだな~と実感させれれます。
続いて・・・ 照明器具や金物のパーツコーナーなど々。
本当にインテリア関係の仕事をされている人は見ていて飽きないと思いますよ!
まだまだ廻りたいのですが、お腹も空いてきたので、目星をつけておいたレストランに向かうことに・・・。
デパートの向かい側にある市庁舎の前にはスケートリンクが設けれられています。
近くから72番のバスに乗ってセーヌ川の近くでで降りて、夜のエッフェル塔を見ながら歩いていくことにしました。
行ったのは、パッシーの地区にある「AL FONTAINE DE MARS」というレストラン。
相棒の石井さんが日本で調べて目星を付けておいたのです。
予約を入れていなかったのですが、快く2Fの奥の良い部屋に案内してもらいました。
部屋ごとに内装が違います。この部屋は、いかにもパリらしく可愛いらしいトワレドジュイの壁紙にピンクのコットンベルベットのカーテンが掛けられています。タッセルの吊る位置、カーテンボックスに真鍮製のロッドレールが付いているところなど参考になります。 一応これもリサーチの一環ですので・・・ (^.^)
私はやぎのチーズの前菜とメインは鴨のコンフィをいただきました。
お・い・し・か・っ・た です・・・ !(^^)!
翌日はコルビジェの建築を巡るツアーに参加します。