こちらはパリ デコオフの会場、メール通りに面したサンダーソン社のショールームです。
サンダーソンのショールームは、傘下のモリス、ハーレクイン、ゾファニーなどイギリスンブランドが一つになったコンパクトな作りをしています。
ショールームので2階で行われたデイビッドさんによる新作のプレゼンテーションの様子です。
サンダーソンは今回は、3つのコレクションを発売しました。
その中の一つ、オプションズ11の中から上の可愛いらしいフブリック写真は、ウィンディさんという80歳になる女性のデザインです。
1950年代、彼女が以前に住んでいたロンドンの街並みをを表現しています。
同じ柄の壁紙とのコーディネートもできます。
もう一つのコレクション、ビューティフルバルーン。コットンツイルの刺繍されています。
可愛いらしデザインですが、大人も楽しめる夢のあるファブリックです。
そして、今回は10ぶりににトリミングのコレクションも発表されました。
可愛らしいファブリックに合ったアクサリーの組み合わせで、素敵なデザインが生まれそうです。
そして今回のの目玉、モリスのアーカイブのコレクションの第二弾を見せてもらいました。
3月に行われるロンドンデザイナーズウイークで発表されるコレクションです。
今回は5つの生地にと壁紙が加わりました。
モリス商会にのアーカイブからクラシカルななモチーフを少し表情をを和らげたりして現代風にアレンジの手を加えています。
例えば、ウサギや鳥の目がやさしくなっていたり、さすがにライオンは省かれたりしていました。
色も。インディゴブルーや赤などモリスらしい鮮やかな色彩で表現されています。
そして、人気の「いちご泥棒」のデザインも壁紙になりました。
その技法も、手刷りプリントの風合いのサーフェースプリントからこのようなフラットなグラピュールプリントという技法を用い、その壁紙にあった仕上りとなっています。
さすがに、昨年の150周年のイベントで再燃したモリスブームは日本でも大好評でしたので、今回の新作も日本の市場をとても意識したものに感じられました。
それは、日本人が好みそうな淡い色使いややさしいデザインが多く見られたからです。
日本での発売が待ち遠しい「モリス アーカイブⅡ」のコレクションです。