お客様からのご相談でよくお伺いするフレーズがあります。
新築の何もないお部屋の伺った時に、『この部屋にどんなカーテンが合いますか?』ということです。
また、お電話でご相談を頂いた際に、『壁はオフホワイトの無地のクロスで、床はフローリングなんですけど』など・・・
答えは・・・『何でも合います!』言い方を変えると、何もない今の状態でしたら『何にでも合わせることができます』ということなのです。
カーテンはインテイアを構成する1つのパーツにすぎないのです。
しかし、お部屋の多くの面積を占めるカーテンは、逆にそのお部屋に与えるインパクトは大きなのものとなります。
ですから、カーテン選びは慎重に行っていただきたいものなのです。
そこには、住まう方のライフスタイルがあり、どのような家族構成で、どのような趣味、嗜好を持ち、お住まいに対しどのような希望をお持ちなのか?ということからお聞きしていかなければなりません。
床、壁、天井、家具調度品、照明など全体のバランス感覚、様式、色、柄、テクスチャーなどすべてを含む調和のとれたコーディネートが基本となります。
部屋の使用目的、窓の面する位置(南向きか、西向きか、道路に面しているか、家が隣接しているか)なども考慮しなければなりません。
窓辺に映える美しいカーテンは、そこに住む人に心地よい安心感と安らぎを与えてくれます。
欧米では、窓装飾はその家のシンボルであり、そこに住む人の人柄、教養のバロメーターともいわれています。
季節によって、あるいはホームパーティーなどでカーテンを架け替えるなど、どの家庭でもスペアを持っており、カーテンの架け替えも6年未満で70%という極めて高いアンケートの結果も表れているのです。
ウィンドウトーリートメントによるファッションコーディネートを、ぜひ消費者の方々に知っていただきたいのです。