生地感の違いから寸法間違いまで・・・。

さて、前回の素敵なウッドブラインドをご注文下さった
お客様ですが・・・

LDは、当初からお決めになっていたウッドブラインドが
素敵に納まり、お客様も喜んでくださったのです。

しかし、問題はご寝室。

まずは、単純な私のミスですが・・・

レールの取り付けと、クローゼットの干渉の
確認を怠り、レールをWで外付けにすると、クローゼットの扉が
開けにくくなってしまうのです。

こちらは、レールを1本窓枠内付け、1本は外付けに
取付けさせて頂く事に変更です。

そして、次は生地。

ご寝室のイメージは、まだ決まっていらっしゃらなかったので、
まず、生地からご相談させて頂きました。

目を引く鳥柄等をご検討の後、奥様が一目惚れされたのが、
オランダのアイフィンガーの黄色のボーダーレース。

兼井邸9_640

麻の入った、少しざっくりとした生地に、くすんだ黄色のボーダーが、
グラデーションのように入った、とても美しい生地です。

これでレースはばっちり。

これを部屋側に持ってきて、これに合わせた、ベージュ系の遮光の厚地を
後に入れるはずでしたが・・・出来上がってみると、この厚地がなんだか白い。

ベージュというより、青みがかった白なのです。

私も、かけた途端、なんだかイメージと違うような???と
思ったのですが、まさか自分から、
「イメージと違いますね。」などと、無責任なことを言うわけにはいきません。

ううむ・・・と心の中で思っていたところ、
奥様が、「なんだか考えていたのと違う・・・。」と。

カーテンは、小さなサンプルを見て、大きな面にかかった様子を
想像しなくてはいけないことが殆どです。

10cm四方ぐらいのサンプルが、実際に2M前後の
カーテンに仕上がると、多少色味が違うな、と感じることも、
ないとはいえません。

実際に人の目は、小さなサンプルより大きな製品になったほうが
色を薄く感じます。

もちろん、その度に、イメージとなんか違う・・・といって、
作り直してるわけにはいきませんし、お客様に出来る限り的確に、
出来上がりの雰囲気を捉えて頂くのが、私達の仕事です。

が、しかし、違い過ぎる・・・。

私も、メーカーに連絡し、
出来上がった品物と、事前に頂いたサンプルは
同じ生地でしょうか?と聞いてしまったほど。

ということで、こちらはお客様とご相談し、
別の生地で作り直すこととなりました。

そして、1週間ほど後、
再度、遮光の厚地を納めに伺ったところ、
なんと今度は、40センチ巾のお窓に、4M巾のカーテンが
出来上がっているではないですか。

私も、箱を開けた時点で
???
とは思っていたのですが、
カーテンはキレイにたたまれ、リボンやテープで
束ねられて納品されますので、取り出してみるまでは、
自分が何に違和感を感じているのか、よく分からなかったのです。

しかし、取り出してみると、大きい、大きすぎる。

滅多にないことですが、
縫製所が、単位を間違えて縫製してしまったのです。

かさねがさねの失敗に、
本当に穴があったら入りたいとは、このことでした。

しかし、そんな数々の失敗も、ご夫婦揃って
おおらかに受け止めて下さり、今度こそ!の思いで
納品させて頂いたのがこちら。

兼井邸7_640

光りを透かすと、ボーダーがぽわっと浮かび、
とても幻想的な雰囲気。
生地のナチュラルな素材感も素敵でした。

(実は、下のほうで茶色く丸まったお布団の中で、徹夜明けのご主人様が熟睡中。)

そして、お嬢様のお部屋には、
スペインのリオマのレースを手前に、
後にベビーピンクの無地を入れて、明るく、可愛く。

人懐こいお嬢様に、ピッタリの雰囲気となりました。

兼井邸5_640

こんなに、数々の失敗をしてしまったにもかかわらず、
終了時には、
「今度、(奥様特製の!)カレーご馳走しますから食べに来て下さい!」
と言って下さったK様。

ありがたいやら、あの奥様の、芸人顔負けの
面白いお話しが聞けなくなるのが名残惜しいやらで、
少し寂しく思っていたところ・・・

なんと、1ヶ月ほど経ったある日、
「引越し荷物が片付きましたので、是非どうぞ!」

というお誘いが。

面白話しに耳を傾けつつ、本当に美味しいトマトカレーを
堪能させて頂きました。

思いで深いK様のお仕事、
嬉しくて舞い上がってしまい、カレーの写真を撮り忘れたのが
なんとも心残りです・・・。

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