さて、前回ご紹介した、リボンタッセルと、
リボンで吊るすカフェカーテン。
このリボンが大変でした。
まず、リボンタッセル。
こちらは、薄手の麻のカーテンにしっかりしたコットンでタッセルを作ったので、
使ってるうちにずり落ちてこなければいいが、と思ってたところ、
案の定、4本のうち2本が、時間とともにズリズリ~ズリズリ~と、少しづつ下へ。
もちろん工場も、生地の厚さに合わせて、
タッセルの長短を考え縫製してくれてはいますが、
やはり、付けてみないと分からない、使ってみないと分からない
ということも出てきます。
ということで、リボンタッセルは一旦引き上げて、
カーテンを束ねる部分を、もう少し絞らせて頂くことにしました。
しかし何より大変だったのが、この、カフェカーテンのリボン。
私はかなり不器用で、細かなことを、丁寧に、きれいに仕上げようと思うと、
かなり時間がかかります。
そのことは小さな頃から、十分自覚していました。
しかし、カフェカーテンのリボンぐらいは結べるだろうと、
たかをくくっていたのです。
それが出来ない、全く出来なかった。
カフェカーテン2枚と格闘すること、40分。
O様は、穏やかに待ってて下さったのですが、
さすがに私は、時間とともに冷や汗、脂汗、様々なものが吹き出てきて。
このリボンは、本来であれば、このように ↓ 結ぶのですが、
何か違う。っていうか、全然違う。
ということで、とりあえずこの (何か違う)状態でかけさせて頂き、
一旦、私は撤収。
戻って、結び方を練習しなおし、
後日、カーテンを引き上げてきて、1人でじっくり時間をかけて結びなおし
再びお客様へ。
O様からは後日、“カフェカーテンも結び方で印象が違いますネ!”
という、優しく、温かいメールを頂きました。
そうなんです。
お恥ずかしい限りです。