立春もすぎ、短い2月も駆け足です。
さて、今回お作りしたのは、ETAMINEをアクセントに無地と合わせた
フラット仕上げのドレープカーテンとヒダ取りのドレープカーテンです。
A様が選んでくださったのは、ETAMINEのなかでもこんな牧歌的な刺繍柄。
ETAMINE(エタミン)はドイツの高級ブランドZIMMER+ROHDE(チマー&ロード)
が展開するフレンチコレクションです。
約5メートルもあるFIX窓なので、カーテンは4分割です。
ちょうどベッドの真上に当たる部分をETAMINEのフラットカーテンにしました。
両サイドの無地は色数の豊富なCLARKE&CLARKEの無地コレクションから
選んでくださったエスプレッソ色です。
強い陽射しを避けるため遮光裏地をお付けし、刻々と変わる陽にあわせて、
田園風景はあっちにいったりこっちにいったりするというわけです。
ダイニングの窓には、スェーデンのalmedahls(アルメダールス社)のキツネとブドウを
お付けしました。
オレンジ色のキツネにあわせて、こちらもオレンジ色の遮光裏地をお付けしています。
大きな窓になればなるほど、カーテンの色も質量もお部屋の中に占める割合が
大きくなります。
当初A様は無地でお考えだったのですが、なにかアクセントを入れましょうとの
提案をとても喜んでくださって、楽しめる窓辺になりました。
選んでくださったETAMINEの生地は1mあたり28,300円と決して
お手頃価格とは言えないですし、ぐるりっと田園風景でもなんだか大変なことに
なりそうですから、ひと挿しで十分な存在感です。
挿し生地でお部屋の色をまた楽しみましょう!
A様ありがとうございました。