Lif/Lin リネンカーテンセミナー & ParisDecooff 2017最新レポート発表会

Lif/Lin リネンカーテン&ParisDecooff2017最新レポートセミナーを開催しました。

これは、弊社ショールームで定期的に行っているプロの方向けのセミナーイベントの一環です。

また今回は、現在開催している【 Lif/Lin リネンカーテンフェア 】と並行して、リネンの特徴をより知っていただくためのセミナーです。

当日は、年度末でお忙しい時期であるのもかかわらず、多くのインテリアコーディネーターやデザイナーの方々にご参加いただきました。

そしてこの度は、 Lif/Lin  のブランドでリネンカーテンのコレクションを展開し、大変な人気を誇る 株式会社 LLtrade 代表の石橋氏を講師に迎え、リネンの特徴や魅力、そしてその使いこなし方術を様々 な事例をご覧頂きながらレクチャーいただきした。

リネンの素材は、生地の収縮や防炎加工のことなど、取り扱いの様々なリスクが伴いますが、それ以上に天然素材ならではの肌触りやドレープ性など魅力が多くあります。

Lif/Lin は、ヨーロッパのリネンの素材を使ってアジアで生産することにより、上質でありながら、リーズナブルな価格が実現した使いやすいコレクションです。

全てで83アイテムの展開、無地ののカーラーバリエーションからストライプやチェック柄、また刺繍を施した高級感漂うコレクションまでオールリネンで揃っています。

また、リネンセミナーの後は、私が1月に訪れた、パリの最新レポートを発表させていただきました。

そして、セミナー終了後は、いつもの通り懇親パーティーを行い、情報交換を交えながらた楽しいひと時を過ごしました。

『Lif/Lin リネンカーテンフェア』は3月20日(月)まで開催しております。

是非この機会に、弊社ショールーム Prime etoffe に足をお運びくださいませ。

Paris Decooff 2017

Paris Decooff 2日目

左岸にある会場を廻りました。今年の左岸の会場は昨年より広範囲の地域に広がり70以上のブランドが出展しています。

その全てを廻ることは難しいので、弊社とも関係があるところに目星をつけて行くことにしました。

フランスのリールに本社を構えるCASAMANCECAMENGOのショールーム

私の滞在しているアパートからもすぐ近くで朝一番で訪れました。

スパイシーなゴールドのジャガードと深みあるブルーグリーンを合わせています。

こちらは イタリアンブランド DEDAR

ピンクと黒のコントラストが映える幾何学柄。クラッシクであり新しい

老舗のイギリス壁紙ブランド Cole&Son

アフリカの伝統と文化からインスピレーションを得たエキゾチックな花の壁紙

オランダのKOBE のショールームのアプローチ。レッドカーペットが期待感を持たせます。

トレンドのブルーにグリーンの差し色。この色のカーペットにこのソファーを乗せる使い方。

背景のエキゾチックなドレープと重なり素敵です。

ZIMMER+ROHDE はパレロワイヤル近くにある常設のショールーム以外にも、今回は左岸にポップアップショールームを構えていました。

昨年 RUBERI のショールームでも見られた床のリノリウムも同柄で合わせて空間に連続性をもたせてその世界観を表現。

オランダのKONINCKは、今年は昨年とは違ってサンジェルマンのメイン会場の中心部にショールムを構えていました。オーナーのNICKとも久々の再会が出来ました。

待望のハンガーサンプルも完成。13本セットで柄も見やすくなります。

イギリスの CLARKE&CLARKE は弊社でも全てのコレクションを揃えているブランドです。

これはヒット作になりそうな花柄の刺繍生地

使いやすいリネンライクなポリエステルのコレクションLINOSは、新配色で出ています。

イギリスのROMOグループBLACK edition はとても素晴らしかった。

洗練されたラグジュアリー感が漂います。

アジアを代表するタイのJIM THOMPSON の動物に見たてたウインドウはいつも楽しませてくれす。

オリエンタルエキゾチックな刺繍のファブリック

イタリアの高級ウールで知られる LORO PIANA INTERIORS

華やかな色彩が特徴的なフランスブランド MANUEL CANOVAS

庭園をモチーフとしたプリントは、絵画のように使えます。

アメリカンブランド LARSEN

コットンサテンのエンブロイダリーはシックにもモダンにも使えそうです。

スペインブランドの ALHAMBRA も今回はDecooffに登場。今年は5つのコレクションを発表。

ベルベットにデジタルプリントはモダンなラインに。シアーもお勧めです。

イタリアンブランドの大御所 RUBELLI はディスプレイこの配色

イタリアらしいゴージャス感漂うトレンドグリーンのダマスク柄のチェアー

イギリスの OSBONREN &LITTLE は日本の文化をモチーフとしたファブリックを発表。

枝にとまっているいるインコが今回のキャラクターです。

オズボーンらしいダマスク柄のジャカード生地。

改めて個別にプレゼンテーションを受けたブランドをご紹介します。

ZIMMER+ROHDE 2016新作コレクション説明会

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 弊社のショールームPrime etoffe にて、プロの方々を対象としたドイツのブランド ZIMMER+ROHDE(チマー&ロード)新作コレクション説明会を開催しました。

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今回はドイツ本国から、エクスポートマネージャーMatthias Fuchs氏を招いて日本での販促マーケティングを担当すエルクリエーションの高田さんの通訳にて行われました。

参加していただいたのは、私の所属する(一社)日本インテリコーディネーター協会の理事の方々を中心とした錚々たる顔ぶれです。

チマー&ロードは、 1899年の創立以来117年に亘り「FineCloth-上質の生地」をコンセプトに、常に美しさと普遍性を兼ね備えたファブリックを作り続けているエディターです。

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今回の新作テーマは「アンサンブル」 芸術の世界における演出がインスピレーションの源となっています。

質感のの繊細なコンビネーション、個性的で美しい色展開、豊かで洗練されたデザイン、これらすべてが空間にハーモニーとリズムを持った世界観を生み出します。

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今回は、昨年Z+Rグループとなった同じドイツブランドの ADO のコレクションも紹介されました。

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Z+Rがハイエンドな高級ボリュームゾーンなのに対し、ADOはリーズナブルで多彩なコレクションを要し、使いやすいブランドです。

Matthias氏は、ドイツで道行く人10人に聞けば9人は知っていると言っていました。それ程ドイツ国内ではメジャーなブランドです。

だいぶ以前から日本に入ってきていましたが、あまり紹介されていませんでした。今回Z+Rの傘下になったことで、世界的に広まっていくことでしょう。

弊社でもレースを中心に多くのサンプルをご用意しております。

Z+Rのコレクションには、それ以外にも以下ののようなブランドがあります。

フランスのブランドはETAMIN(エタミン)・アメリカブランドのTRAVERS(トラバース)

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イタリアのブランドはardecora(アルデコラ)・イギリスのブランドはHadsoll Macknzie(ハドソルマッケンジー)

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このように、ヨーロッパ各国のブランドの特徴あるコレクションを其々のブランドで展開しているのです。

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セミナーの後は、Matthias氏を囲んでのワインと軽食をご用意し、懇親パーティーを行いました。

最後にみんなで記念撮影。日本での忙しい滞在のひと時を楽しんでいただいたようです。

ホームデコアでは、このようなプロフェッショナルの方を対象とした様々なセミナーを定期的に開催しています。

もちろん一般の方でご興味のある方のご参加も承ります。

Liberty Fablic 2016 New Collection

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リバティーインテリアファブリックの新作発表会へ行ってきました。

日本でも御馴染みのリバティープリントは、どちらかとと言うとファッションや手芸用のファブリックが有名かもしれません。

それらとは別に、インテリアファブリックとして3年程前からコレクションが始まりました。

カーテンや椅子の張地として使える、素材感もしっかりしたものなのです。

4冊目になる今回の新作の名前は 『The Chesham Cabinet Collection 』。

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リバティーといえば、色鮮やかなボタニカルナ花柄のコレクションが有名ですが、アールヌーボーや幾何学、ペイズリー柄など様々なデザインのものがあります。

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今回のコレクションは、17世紀から19世紀の魅力的なキャビネットドールハウスからインスパイアされました。

1880年代にLibertyのオリジナルショップChesham House で販売されていたものと似たインド製のキャビネットからデザインのインスピレーションを得ています。

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リバティーインテリアファブリックの特徴として、同じデザインでもベースには様々な生地を使うことが上げられるでしょう。

今回もリネン100%からリネンとシルクのミックスやビンテージベルベットなど、同じデザインでもカラーとテクスチャーが違うとまったくの別物になります。

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こちらは昨年の夏に訪れたロンドンにあるリバティー百貨店。

テューダー・リバイバル様式のアーツ・アンド・クラフツの建築物としては、ロンドンで最も代表的なものの一つです。

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インテリア売り場のフロアーには、リバティー社の生地はもちろん、沢山のブランドのプリントファブリックが並びます。

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リバティ百貨店は、外装だけでなく店内も本来のテューダー・リバイバル風の装飾を施した素敵な空間。歴史と伝統を感じます。

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内部は、窓のないアトリウムを囲むように部屋が配置されていて、ガラスの天井と木製のバルコニーから光が入ります。吹抜けに掛るシャンデリアがこの空間に映えます。

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弊社のショールームPrime étoffe にも新作のコレクションブックが入荷されました。

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また、全国のリバティーインテリアファブリック取扱店でアンケートを集計した人気ベスト10の生地を展示しております。 是非 ご来店をお待ちしております。

JAPAN DECOON in TOKYO   ~インテリアセミナーで学ぶ1日~

JAPAN DECOON

本日は、日頃の実務とはちょっとは離れた活動についてご紹介します。

私たち、インテリア販売に携わる有志でのメンバーで活動していることの一つに「JAPAN DECOON」があります。
DECOONとは、FACEBOOKの公開グループ『室内装飾・インテリア販売に関わる仲間の集まり』より派生したインテリア合同展示会のイベントです。

今や1600人を超えるインテリに従事するメンバーが学び、海外の最先端のインテリアに触れ、日本のインテリア市場を根底から盛り上げていこうというしがらみのない有志の集まりなのです。

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第1回目は昨年6月に代官山ヒルサイドギャラリーで合同展示会が行われました。

今まで海外のブランドの販売代理店を務める代理店(ディストリビューター)は、それぞれに新作発表会を行っていましたが、それを私たち第三者の立場の者が企画主催することで、多くの海外ブランドが一堂に会する機会となりました。

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私も各ブランドの代表が行うトークセッションの司会を務めさせていただきました。

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第2回目は10月にビックサイトJAPANTEXにて展示発表会を行いました。

この時は、出展側として当社が代理店を務める『PASAYA』の空間展示を行いました。

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空間展示の他に、各ブランドのプレゼンテーションが行われ、今までにない新しい企画に多くの来場者の方が訪れ大盛況でした。

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左から、この為に来日した 『Iliv』LIBERTY』 『GANCED』 『GASTON Y DANIERA』のメンバーの皆さん。

この後のJAPATEXオフ会のパーティーにも参加されて、日本を楽しんでくれていました!

このイベントの特長としましては、主催者が専門店や販工店など小売店の立場に携わる人たちで、しかもボランティアで運営されていることです。

海外の商品の中には、素晴らしいデザインや素材の商品がこんなに沢山あるのに、一般のユーザーの方々には中々伝わっていないのが現状ではないでしょうか。

海外の展示会やイベントに行けば、これらの商品を一度に見ることができます。

しかし国内では、個々の企業様が独自な発表会を行っていますが、それらを比較して一様に見る機会があまりありません。

そこで、私たちのような「B to C」のBの立場である仲間が協力して、国内のディストリビューターやインポーターの皆さまに依頼して共同で展示を行うイベントを企画することになったのです。

私たちの思いは『日本に素晴らしい海外のインテリアを広めたい!』そして「日本のインテイア文化の発展に少しでも力になりたい!」いうことの一心なのです。

さて、来月の5月18日(水)に第3回目のイベントが『~インテリアセミナーで学ぶ1日~』と題して代官山カラート71で行われることとなりました。

今回は、インテリアファニシングの枠を飛び越え、家具や照明、塗料など様々にインテリアエレメントも交えてのイベントなります。

また、海外最新のトレンド情報や日本に新しく紹介されるブランドの発表など内容盛りだくさんの会になりそうです。

もちろん業界の方のみならず、参加の方の参加も大歓迎です。

詳しくは下記のフェイスブックのページをご覧ください。

https://www.facebook.com/events/1701792890090922/

Maison & Objet 2016

2016年のメゾン・エ・オブジェはテロの影響もあり、会場に向かう電車RER Parc des Expositionの駅では銃を持った警官が、ゲートでは厳重なセキュリティーチェックがあり、物々しい雰囲気も漂っていましたが予定通りに盛大に行われました。

メゾン・エ・オブジェ

先ず私が目指す6号館には、以前はファブリックブランドが一堂に会すエディトールがParis Deco of に移行したために無くなり少しさびしい感もありますが、日本から出展の「有田焼」のブースが大変な賑わいを見せていました。

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集大成となる今回の出展では、プロデューサー奥山清行氏にゲストクリエイター3名(北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏)を加えた4名のクリエイターが出展し、話題を呼んでいました。

ボラスタペーター

その中でも、壁紙や敷物のブースは見どころ満載です。

上の写真は、北欧スウェーデンのブランド「borastapeter」のコレクションです。

今回は人気のHanna Werning の北欧らしい自然をモチーフとした色鮮やかなデザインが特徴です。 右側のecoは、立体的なテクスチャーが斬新

弊社のコレクションに加わりました。

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ベルギーブランドのOMEXCOは日本の住宅にも取りいれ易いシックなデザイン。

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壁面をいっぱいに使ったデジタルプリント壁紙は、今年も各所に見られました。

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イギルスの壁紙を塗料のメーカー「FARROW&BALL」 多色な色展開かをアピールしたディスプレイ

トゥールモンドボシャール

フランスの敷物やカーペットのブランド「TOULMONDE BOCHART」(トゥールモンド・ボシャール) 世界中の産地で作られた、モダンな最先端デザインと様々素材感が特長。

弊社でもサンプルコレクションを増やしていく予定です。

TEVENON

数少ないファブリック出展ブースの中で目を引くのはフランスの伝統的なトワレドジュイのデザインモチーフが人気な「TEVENON」(テブノン)

8号館には、ビッグネームのブランドが終結。イテリアのファッションデザイナー、ジャンフランコ・フェレのラグコレクション

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MISSONI HOME のソファー

アニースローンチョークペイント

こちらは6号館に初めて出展した「アニースローンチョークペイント」のコーナー。

アニースローンの楽しく、素敵なDIYの世界観を表現したDIYコーナーは、多くの人だかり。

弊社のショールームでは東京23区唯一のストッキストとしてワークショップを毎月開催しています。

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プロダクトデザイナーのトム・ディクソンが率いるイギリスのブランド「TOM DIXON」(トム・ディクソン)

日本でも表参道にショップがオープンして話題になりました。

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それでは、会場の他の雰囲気もランダムに写真でご紹介します。

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毎年見るフランスのトラディショナルなタッセルのメーカー。

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クラフトの会場のものすごく多くのブースがあります。これは必見。

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アジアやアフリカから集められた多彩なクラフト

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まるで日本の民芸品のようなブースはフランスの企業。

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こちらは本物日本から東京手仕事というブースで江戸切子などの手工芸品が出展されていました。

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2日間通いましたが、それではとても全てを廻ることはできない程のメゾン・エ・オブジェです。

今年も、多くの収穫がを得たパリへの出張でした。

また折りに触れてご紹介していこうと思います。

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帰りの飛行機の窓から見えた美しいブルーが印象的でした・・・・

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅳ

日本でも人気のデザイナーズギルドのショールームは、1つだけけ離れたバスティーユ地区にあります。 HOULES のショールームも近くにありますが、Deco offは新設したメール通りで出展されています。

DESIGNERSGUILD

さて、今回のDESIGNERS GUILD(デザイナーズギルド)のイメージはソフトカラー。

50’年代のニュールーック。クリスチャンディオールへのオマージュです。 

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COUTURE ROSE は、ギルドから毎回出される水彩画タッチのデジタルプリント。

今年はビンテージルック、ニュートラルなカラーが特徴。

右 ファンションデザイナー クリスチャン・ラクロアのコレクション。

エキゾチックな花柄プリントとストライプとの組み合わせが独自の世界観を表現しています。

CLARKE&CLARKE

CLARKE&CLARKE は、使い易い価格帯と洗練されたデザインが特徴。

今回のメインは、BLACK+WHITE デザインや技法、素材が其々違えど全てがチャコールカラー。 様々な組み合わせは可能になります。

CLARKE&CLARKE

Glenmore のコレクションは、ウールライクなニュートラルトーンのチェック&ストライプ。

これも使い易そう。 ディスプレーはいつもののC&Cの見せ方で・・・。 

 Studioart

こちらはちょっと変わって、イタリアのレザータイルのブランドSTUDIOART

型押しされて立体感のあるレザータイルのコレクションは、壁装としてモダンでラグジュアリーな空間をもたらしてくれます。

NOBILIS

フランスの老舗ブランドNOBILIS(ノビリス)のディスプレイ。

ウールのフランネル素材のでやわらかさとリラックス感の中に背景のパーテーションとのデザインコントラストが斬新。 

LIZZO

スペインのブランドLIZZO(リッツォ)の壁紙。

日本の屏風絵絵のような作品は、イタリアの芸術家Elena Carozzi によるもの。

Jim Thompson

日本でも御馴染みの、タイのブランドJim Thompson のウィンドー。そこには毎回何かしらの動物がいます。今年は鮮やかなコンゴウインコでした。

オレンジとブルーの鮮やかなコントラストが映える BONSAI OF THE VANITIES のコレクションは、ジム・トンプソンのアーカイブから見出されました。

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅲ

サンジェルマンデプレ

上の写真は、今回 滞在したアパート近くにあるサンジェルマン・デプレ教会です。

Paris Decooff の会場は大きくはセーヌ川を挟み、右岸のメール通りと河岸のサンジェルマン・デ・プレの会場に分かれます。

その粗中心部の位置のパレロワイヤルの地区にあるのが、ドイツブランドZIMMER+ROHDE (チマー&ロード)です。

ETAMIN

2階部のディスプレーはグレーシュブルーを背景としたETAMIN新作です。

エタミンは明るいフレンチカラーな色使いが特徴ですが、今回は割と抑えたカラーになりました。  カントリーサイド、ビンテージルックな感じ。

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チマー&ロードにとって今年は、ブルーカラーはとても重要です。

中央アジアからインスピレーションを得たト-ン&トーンのコントラスト。

Kirkby Design

イギリスのROMOグループ Kirkby Design はポップでキュートな色やデザインが特徴。

今回はJon Burgerman のDoodle Art Interiorと題した、まるで落書きのようなアーティスティックな新コレクションが目を引きました。

THIBAUT

アメリカンブランドTHIBAUT。ここでも今年の重要の色、ブルーで天井面をディスプレーしています。

CASAMANCE

今年のCASAMANCEは、右岸と左岸両方にショールームを構える気合の入れよう。

妹ブランドのCAMENGOも合わせて多彩なコレクションを発表しました。

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左は、コットン地にエンブロイダリーのEVAはハッピーな意味を示します。

右は、今年の色 ブルーに蝶の柄をあしらったシルクエンブロイダリーのVIIREVOLTE

RUBERI

イタリアンブランドRUBELI。ライムイエローグリーンのジャガード生地と同じデザインでデジタルプリントされた床材で統一されて世界は圧巻です。ルソー・ジャカードは、ルベリ2016収集の2つの花のテーマのうちの1つです。

RUBERI

ビスコースシェニュールに水彩画タッチで にデジタルプリントされたMonet.

MANUEL CANOVAS

MANUEL CANOVAS の今年のトワレドジュイは、モンゴルの民をモチーフにしたもの。

ELITIS

毎年新しい驚きを与えてくれる、フレンチブランドELITIS。ジュート素材のシアー

ELITIS

今回も壁装に注目。日本では、防火認定の問題で扱いづらいのですが、このようにアートパネルとして使えば問題ありません。

ELITIS

ELITISは、壁紙とは言えない様々素材を使ったWallcaverring の製品を次々と発表しています。

DIDAR

こちらは、イタリアの高級ブランドDEDARの壁紙のコレクション。

まるで日本の屏風絵を見るようです。

こう見ると、エディター各社は壁紙に力をいれているのが解ります。

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅱ

ルードメール

今年の1月に行われたParisDeco off の各エディターの新作をご紹介していきます。

ピエールフレイ

毎年、奇抜なデザインで楽しませてくれる、フランスのトップブランド「PIERRE FREY」(ピエールフレイ)

今回は2つのコレクションを発表しました。その中でも目を引くのがサウスアメリカをテーマにしたもの。メキシコからインスピレーションを得ています。

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サボテンの荒野をイメージしたトワレドジュイやサボテン柄のキュートな壁紙。

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トレンドのライムグリーンを使ったエントランスのディスプレイが素敵です。

JAB

こちらはドイツのトップブランド「JAB」のウィンドウディスプレイ。

今年はラグジュアリー感漂う『GRANDEZZA』のシリーズを発表。昨今よく見かける日本の青海波模様のデザインは、ゴージャスにスパンコールをあしらったもの。

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ゴールド系のグラマラスなデザインから自然の岩肌などをイメージした俗にいうミネラルパターンと多彩なラインナップです。

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「Sanderson」で気になったのはこのツイード風の生地です。

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シックなカラーは、椅子張りやクッションとして使いたいですね。

クリーエションバウマン

「cration baumann」(クリエーションバウマン)は、銅と真鍮による新しい遮熱カーテンBURASSE BASEに幾何学デザインを施した新作を発表。

ALDECO

ポルトガルのブランド「ALDECO」は、毎年 独自と斬新なトレンド解釈で楽しませてくれます。

今回のコレクションテーマはMYSTIC&CHIC エスニックをイメージしたオレンジ~の赤のカラーに惹かれます。

ジャンポールゴルチィエ

ファッションデザイナー「JEAN PAUL GAULTIER」(ジャンポールゴルティエ)の今回のコレクションでのお気に入りはこの花柄ベルベットのデジタルプリント。

いままではちょっと奇抜すぎて・・・という感じでしたがこれは使えそう。

JP&JBAKER

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「JP&JBAKER」

ブルーのベルベットを張ったソファーに多彩なイエローを合わせたコーディネートはアクセントが効いています。

ROMO

ROMO

「ROMO」

キャノピーでの設えはイギリスのブランドで見られたニュートラルなブルーカラーでコーディネートされています。

 

Paris Déco Off... 2016

Paris Decooff 2016

毎年1月の末の期間にメゾン・エ・オブジェと合せてパリの市内でに行われる『Paris Decooff』

に今年も行ってまりました。

今年は、同時多発テロの影響で、日本からの視察ツアーなどが相次いで中止になったおりましたが、パリは日常と相変わらず、年に一度のインテリアの祭典はとれも盛り上げを見せておりました。

 

毎回 ドイツのハイエンドブランドSAHCO からスタート

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SAHCO

ナチュラルな素材をベースに光沢糸やメタル糸などを使ったテクニックなど、ビンテージルック。

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毎回、ラグジュアリーな雰囲気が漂うSAHCOのショールームの様子です。

 

次は フランスのタッセルやアクセサリーのコレクションが豊富なHOULES

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今年の新作はこんな感じ。 上部にチェックの柄が特徴のシンプルな全8色のコレクション。

早速サンプルを買い付けました。

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こちらが、今年のファブリックのコレクション。ニュートラルなカラー展開で、立体感のあるテクスチャ-が特長です。とても使い易そうです。こちらもサンプルが入荷しております。

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トリミングを使ったスタイルアレンジもとても参考になります。

トップのアクセントに黒のトリミングを付けることで、ぐっと引き締まってかっこよくなります。

 

日本でもおなじみのスイスブランドFISBA (クリスチャン・フィッシュバッハ)

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今回のコレクションテーマは『アートミュージアム』

ドイツの現代美術アート作品からインスパイアされています。

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シンプルながら 注目は、ECO FR のコレクション。

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分子構造を変えることによって、科学的な薬品を使わないで難燃の効果を持たせるに成功しました。

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それともう一つ、ここ何年かペットボトルのリサイクルポリエステルを繊維にしたコレクションを発表してきましたが、今回はアパレル工場で排出される糸くずを使ったリサイクルのファブリックを発表。

エコに取り組む企業の姿勢が感じられますね。