あけましておめでとうございます。

今年は2日〜3日に溜池山王にあるホテルに一泊して、早朝に日枝神社へ初詣に行ってきました。早朝の初詣は、参拝客も少ないのでゆっくりお参りができます。

今年も素敵なお客様との出逢いがたくさんありましようにo(^▽^)o


日枝神社参拝の後は、毎年、塩野で和菓子を買います。酉年なので、鶴と鶏と絵馬。と淡いピンクが可愛らしかったので、野ばらの和菓子を買いました(*´∀`)

トワル・ド・ジュイ

西洋更紗トワル・ド・ジュイ展に行ってきました。

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トワル・ド・ジュイとは、ドイツ出身のプリント技師、クリストフ=フィリップ・オーベルカンプ(1738−1815年)によってヴェルサイユ近郊の村、ジュイ=アン=ジョザスの工場で生み出された西洋更紗のことで、『トワル』とはフランス語で『布』を意味し、『ジュイの布』=Toile de jouy (トワル・ド・ジュイ) と呼ばれるようになりました。

トワル・ド・ジュイ言えば、フランスの田園風景と人物を繊細に描いた伝統的なテキスタイルですが、発祥の源はインド更紗にありました。エキゾチックな花や動物で彩られ、洗濯も可能だったこのインド更紗(コットンプリント)は、それまでシルクやウールに親しんできたヨーロッパの人々を魅了し、実用的な布ドレスや室内装飾に取り入れられました。王妃マリーアントワネットさえも虜にしてしまったトワル・ド・ジュイですが、フランス革命後には、オーベルカンプの工場も徐々に衰退していき、オーベルカンプが亡くなった30年後には工場も閉鎖されてしまいます。しかしその魅力は、ウイリアム・モリスやレオナール藤田等の後世の画家やデザイナーに大きな影響を残しました。

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トワル・ド・ジュイは、当店ショールーム Prime etoffe でも取り扱っております。

ご興味のある方は、是非ショールームにお越しくださいませ✨

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クリエーションバウマン

昨日は、2016年2月にグランドオープンしたクリエーションバウマン青山ショールームにて、HOME DECOR ミーティング&勉強会が行われました。

新作の上質な麻素材のファブリックや、デザイン性だけではなく、吸音、遮音といった機能面でもすぐれたファブリックを多数ご紹介いただきました。

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今回はクリエーションバウマンがどんなメーカーなのかを調べてみましたので、ご紹介したいと思います。

クリエーションバウマンは、1886年フリードリッヒ・バウマンによって、スイスのランゲンタールに麻の紡績工場として設立されました。

1930年には2代目ウィリー・バウマンとフリッツ・バウマンの兄弟に、事業は引き継がれます。ウィリーはその後独立し、別会社を設立、フリッツがクリエーションバウマンに残り、輸出を拡大。販売網を世界に広げました。

1960年に3代目ヨルグ・バウマンが就任。3代目ヨルグ・バウマンが、今日のクリエーションバウマンを作り上げます。クリエーションバウマンのブランディングを行い、1週間で世界各国に商品を届ける現在の流通システムを確立しました。現在、クリエーションバウマンの代名詞ともなっているバーチカルブラインドを1970年に開発・発売したのもこのヨルグ・バウマンです。世界で初めて、「バーチカルブラインドの羽根を127mmで織る」技術を、開発しました。
そして、1997年。現在のCEOである4代目フィリップ・バウマンが就任します。
クリエーションバウマンはどのように新製品を開発し、 「スイス品質」の最高級ファブリックは、どのように生み出されるのか。

クリエーションバウマンの製品開発は、プロダクトマネージャーが中心となり、技術の専門チーフ、マーケティングの専門チーフ、そして営業の専門チーフがひとつのデザインチームとなって製品開発を行い、デザイナーがインスピレーションだけでデザインを製品化するのではなく、このデザインチームが、サンプルを作り、テスト・検査・レビューを繰り返しながら市場の要求を見据えたデザイン面で決して妥協しない製品を開発をしています。

アイディアとインスピレーションを集め、デザインチーム全員で検討を繰り返す。

 

そして、紡績、染めという糸を作る段階から、織り、プリント、最終工程までを自社工場で行うことで、『スイス品質』の最高級ファブリックが作られ、世界中のお客様へ届けられます。
知らなかった^^;
『上質』の裏側には、妥協しない手間ひまと工程があるんですね✨ 納得✨

 

ZIMMER+ROHDE 2016

2016年6月9日、ホームデコアショールーム『Prime etoffe』にて、チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE) 2016年新作発表会が開催されました。

チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)は、1899年の創立のヨーロッパの最高級ブランドの一つで、「Fine Cloth-上質の生地」をコンセプトに、117年に亘り、素材、色彩、デザインの研究を続け、常に美しさと普遍性を兼ね備えたファブリックを生産しているブランドで、伝統的な柄、モダンな色使い、斬新なテクスチャー、豊富なデザインが特徴です。フランクフルトで設立された後瞬く間にヨーロッパ中に知られるようになり、戦後は世界のインテリアの主要な影響力となる一流ブランドへまで成長しました。ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノにある各支店との緊密なやりとりをすることで、常にファッションを含めた世界の最新の流行も意識しています。

今回の発表会では、ドイツ本国よりエクスポートマネージャーの Matthias Fuchs氏を招いて、2016年ZIMMER+ROHDE新作を中心に、Z+Rグループのブランドである『ETAMINE/フランス』『TRAVERS/アメリカ』『ADO/ドイツ』の新作もご紹介していただきました。

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今回の ZIMMER+ROHDE新作のテーマは「アンサンブル」芸術の世界における演出がインスピレーションの源となっているそうです。

質感の繊細なコンビネーション、個性的で美しい色展開、豊かで洗練されたデザイン、全てが空間にハーモニーとリズムを持った世界観を生み出してくれます。ご興味のある方は是非、ホームデコアショールーム『Prime etoffe』にお越しいただき、ZIMMER+ROHDEの世界に触れて下さい(^^♪

 

 

interior lifestyle TOKYO

2016年6月1日~3日まで 東京ビックサイト 西ホールにて インテリアライフスタイル展が開催されています。わたしも昨日伺ってまいりましたので、展示の一部を少しだけご紹介したいと思います。

インテリアライフスタイル展は、東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市です。ドイツ・フランクフルトで開催されている世界最大級の国際消費財専門見本市『アンビエンテ』と、 家庭用・業務用テキスタイルの国際見本市『ハイムテキスタイル』という2つを母体としていて、海外からも有力なプレスやバイヤーが来日する、日本のインテリア・デザイン業界のキーイベントとして注目を集めている展示会です。

Prime etoffe でお取扱いのあるアニースローンのチョークペイントや、トゥールモンドボシャールのラグマットなども出店されています。

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展示会場中央では、アトリウム特別企画『伝えたくなるデザイン』ブースがあり、WOW!・KAWAII! などの心の動きを表す5つのコンセプトワードに合わせた展示がとても面白かったので写真をアップします♪

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車のシートベルトなどの廃材や、紙・木・布 を使って、日本の伝統や文化を新しい色や形でデザインした、手仕事感たっぷりのぬくもりのある商品が目立っていたように思います。

 

 

趣味いろいろ

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5月2日、みんなのブログでも紹介されていた『RYUUSEI IKEBANA JAPAN』龍生派130周年記念展に私も伺ってきました。店長が華道の師範であることは知っていたけれど、作品を拝見するのははじめて。そして会場に入ってびっくり!!!

生け花というよりアートの世界!!!

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実は私の母も生け花の師範。母の時代は、趣味というよりは花嫁修業の一つだったと思います。そういえば子供の頃は、床の間に母のいけた花があったなーと改めて思いました。そして、母のお免状を見てまたまたびっくり!!!

『池坊龍生派』とあるではないですか。店長の流派と同じだったとは!

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そして、私は最近、吹きガラスを習い始めました。父がガラス加工の会社を営んでいたこともあり、ガラスは、小さい頃からなじみ深く大好きな素材です。私もインテリアの仕事をする前は、父と一緒にガラス加工の仕事をしていました。同じ素材(ガラス)でも、扱っていたのは軟質ガラスで、バーナーで加工していたので、吹きガラスは全く別世界(^▽^;)

ささやかな夢は、自作のガラス食器で食器棚をい~っぱいにして普段使いすること。 まだまだ遠い夢ですが、がんばるぞ!

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ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークはみなさまどうお過ごしでしたでしょうか。

私は、合間にお仕事もあったので、旅行へは行かずに基本的には自宅で猫ちゃんたちとのんびり過ごしておりました(^^♪

美術館にいったり、ホームパーティをしたり、小田原へ行ってちょっとした旅行気分を味わったり。たまにはそんなプライベート写真も投稿してみます(*^^*)

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我が家の姉妹猫ねねとちゃちゃです。

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我が家のホームパーティの定番メニューは串揚げです。フライヤーでアツアツをいただくとビールがすすみます^m^ みなさんが持ってきてくださった高級ビール。お店でいただいたらきっと一杯¥800~¥1000はしますね(^-^;。大変恐縮しながらもみんなで全部飲み干しました~

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大改修を終え、5月1日(日)にリニューアルオープンしたばかりの小田原城天守閣

最後に、お仕事で伺った千葉の住宅展示場で行われていたイベントで小島よしおを発見(;^ω^)

のりピーやベッキーといろいろ大変だったサンミュージック。今では稼ぎ頭となった小島よしおの頑張っている姿が泣けました(T_T)

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Sanderson2016SSコレクション

昨日は、マナトレーディング(株)東京ショールームで開催された、MORRIS&CO.2016新作 &Sanderson2016SSコレクション 特別内覧会に参加してきました。

特に、MORRIS&CO.2016新作は、本国英国で今夏発売予定の新コレクションを、世界中のどこよりも先行してご紹介していただける大変貴重な機会で、ブランド統括セールス・ダイレクターの David Walker氏によるプレゼンテーションと新しいMORRISの世界観に魅了されました。9月の日本発売が待ち遠しいです。

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David Walker氏によるプレゼンテーションの様子

 

そして、Sanderson 2016SSコレクションのご紹介

WOODLAND WALK

イギリスの穏やかな自然からインスピレーションを受けた生地と壁紙のコレクション。都会の喧騒から離れた郊外の空気に触れると、気分がリフレッシュし活力を取り戻します。そのように人が自然から受ける宝物の感情を、自然素材の生地や、美しい手描きのモチーフ、カラーパレットで表現。週末に、郊外の森林を家族や友人と訪れ、散歩をする中で出会う野生の動物や植物を、モチーフとして多く使用されています。美しい自然を想像しながらモチーフを探す楽しみがあるコレクションです。

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おみやげにこんなに素敵なマグカップをいただき、幸せな気分で帰宅しました。

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天然無垢の木製ブラインドJBS

叔父様の設計でデザインされたN様邸は、高価な銘木づくしのナチュラルハウス。銘木の魅力を損ねないように、リビングの窓装飾は、シンプルでナチュラルな素材感のものがご希望とのことでしたので、掃出し窓には、五洋インテックスの中でも人気のある無地のブラニシリーズを選びました。ブラニは、ナチュラルで優しい素材感、色は41色もあります。価格も優しい¥4.800/m 。しかもポリエステル100%でウォッシャブルと機能面でも大変優秀な無地のシリーズです。コーディネートしたレースはイギリスのブランド クラーク&クラークの Natura Sheers コレクションの中から、麻の風合いがとっても素敵な無地を選びました。

そして腰高の窓とダイニングの小窓には、JBSの木製ブラインド。JBS(ジェイビーエス)は、オーストラリアの天然無垢の杉材を 使用した木製ブラインド、バーチカルブラインド、シャッター、ルーバードア、木製すだれ、 竹すだれ、などを輸入販売しているメーカーです。

今回選んだ木製ブラインドWRCシリーズは、赤味ががっていたり、白木っぽかったりとばらばらな素の木の色によって色の出方もまちまちとなり、その素朴な色合いがとてもいい味をだしています。

木製ブラインドはJBSをお勧めしたい!と決めたものの、様々な色の銘木に囲まれているので何色にすればいいのか散々悩んでパースを作成しながら検討しました。

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結果、奥様が選んでくださったブラニのチャコールグレーに合わせて、FINCHをご提案。チャコールグレーがスパイスとなり、空間が引き締まりかっこいい印象になったので正解でした。

N様に喜んでいただけたのがなにより嬉しかったです。ありがとうございました。

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DESIGNERS GUILD2016

今日は、DESIGNERS GUILD の2016SSコレクション発表会に行ってきます。

1950年代初頭、クリスチャン・ディオールによって、ファッション界では、「ニュールック」と呼ばれるスタイルが確立され、パリのオートクチュール界に黄金期がもたらされました。この黄金期と呼ばれる時代に流行したテーマのひとつは、美しく描かれた植物モチーフや、シルク・サテン・タフタといった華やかなファブリックに官能的な刺繍のデザイン。

今日の発表会では、そんな時代からインスピーレションを得た、OUTURE ROSEコレクションをはじめ、新しい Essential コレクションやクリスチャン・ラクロワの新作をご紹介いただけるとのことです。

ディオールのニュールック

戦後のファッションニュールック

1947年S/Sコレクションでクリスチャン・ディオールが独立後初めてのコレクションとして発表した新しいシルエットは、世界的なセンセーションを巻き起こしました。

第二次大戦中のミリタリールック(陸海軍を含めた軍隊調の衣服)など男っぽい服に対し、優しい方の線、細いウエスト、すそ広がりのスカートといった女性的でエレガントなシルエットが特徴。モードの中に女性らしさを蘇らせたということで当時としては画期的。ハーパース・バザール誌の編集長カーメル・スノウが「ニュー・ルック」と呼び、この名前が広まりました。

ゆったりなだらかな肩に細く絞ったウエスト、長くてフルなフレアースカートが特徴です。これはその型から数字の「8」を当てはめたライン「8ライン」とも呼ばれます。戦後、46年までのボールドルック(男性らしさの際立つスーツスタイル)と比較するとエレガントな女らしさを強調した平和のシンボルと言われました。

8ライン もうかれこれ数十年、Aラインしか着こなせない私には永遠の憧れです(^-^;