クリエーションバウマン

昨日は、2016年2月にグランドオープンしたクリエーションバウマン青山ショールームにて、HOME DECOR ミーティング&勉強会が行われました。

新作の上質な麻素材のファブリックや、デザイン性だけではなく、吸音、遮音といった機能面でもすぐれたファブリックを多数ご紹介いただきました。

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今回はクリエーションバウマンがどんなメーカーなのかを調べてみましたので、ご紹介したいと思います。

クリエーションバウマンは、1886年フリードリッヒ・バウマンによって、スイスのランゲンタールに麻の紡績工場として設立されました。

1930年には2代目ウィリー・バウマンとフリッツ・バウマンの兄弟に、事業は引き継がれます。ウィリーはその後独立し、別会社を設立、フリッツがクリエーションバウマンに残り、輸出を拡大。販売網を世界に広げました。

1960年に3代目ヨルグ・バウマンが就任。3代目ヨルグ・バウマンが、今日のクリエーションバウマンを作り上げます。クリエーションバウマンのブランディングを行い、1週間で世界各国に商品を届ける現在の流通システムを確立しました。現在、クリエーションバウマンの代名詞ともなっているバーチカルブラインドを1970年に開発・発売したのもこのヨルグ・バウマンです。世界で初めて、「バーチカルブラインドの羽根を127mmで織る」技術を、開発しました。
そして、1997年。現在のCEOである4代目フィリップ・バウマンが就任します。
クリエーションバウマンはどのように新製品を開発し、 「スイス品質」の最高級ファブリックは、どのように生み出されるのか。

クリエーションバウマンの製品開発は、プロダクトマネージャーが中心となり、技術の専門チーフ、マーケティングの専門チーフ、そして営業の専門チーフがひとつのデザインチームとなって製品開発を行い、デザイナーがインスピレーションだけでデザインを製品化するのではなく、このデザインチームが、サンプルを作り、テスト・検査・レビューを繰り返しながら市場の要求を見据えたデザイン面で決して妥協しない製品を開発をしています。

アイディアとインスピレーションを集め、デザインチーム全員で検討を繰り返す。

 

そして、紡績、染めという糸を作る段階から、織り、プリント、最終工程までを自社工場で行うことで、『スイス品質』の最高級ファブリックが作られ、世界中のお客様へ届けられます。
知らなかった^^;
『上質』の裏側には、妥協しない手間ひまと工程があるんですね✨ 納得✨

 

ZIMMER+ROHDE 2016

2016年6月9日、ホームデコアショールーム『Prime etoffe』にて、チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE) 2016年新作発表会が開催されました。

チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)は、1899年の創立のヨーロッパの最高級ブランドの一つで、「Fine Cloth-上質の生地」をコンセプトに、117年に亘り、素材、色彩、デザインの研究を続け、常に美しさと普遍性を兼ね備えたファブリックを生産しているブランドで、伝統的な柄、モダンな色使い、斬新なテクスチャー、豊富なデザインが特徴です。フランクフルトで設立された後瞬く間にヨーロッパ中に知られるようになり、戦後は世界のインテリアの主要な影響力となる一流ブランドへまで成長しました。ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノにある各支店との緊密なやりとりをすることで、常にファッションを含めた世界の最新の流行も意識しています。

今回の発表会では、ドイツ本国よりエクスポートマネージャーの Matthias Fuchs氏を招いて、2016年ZIMMER+ROHDE新作を中心に、Z+Rグループのブランドである『ETAMINE/フランス』『TRAVERS/アメリカ』『ADO/ドイツ』の新作もご紹介していただきました。

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今回の ZIMMER+ROHDE新作のテーマは「アンサンブル」芸術の世界における演出がインスピレーションの源となっているそうです。

質感の繊細なコンビネーション、個性的で美しい色展開、豊かで洗練されたデザイン、全てが空間にハーモニーとリズムを持った世界観を生み出してくれます。ご興味のある方は是非、ホームデコアショールーム『Prime etoffe』にお越しいただき、ZIMMER+ROHDEの世界に触れて下さい(^^♪

 

 

interior lifestyle TOKYO

2016年6月1日~3日まで 東京ビックサイト 西ホールにて インテリアライフスタイル展が開催されています。わたしも昨日伺ってまいりましたので、展示の一部を少しだけご紹介したいと思います。

インテリアライフスタイル展は、東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市です。ドイツ・フランクフルトで開催されている世界最大級の国際消費財専門見本市『アンビエンテ』と、 家庭用・業務用テキスタイルの国際見本市『ハイムテキスタイル』という2つを母体としていて、海外からも有力なプレスやバイヤーが来日する、日本のインテリア・デザイン業界のキーイベントとして注目を集めている展示会です。

Prime etoffe でお取扱いのあるアニースローンのチョークペイントや、トゥールモンドボシャールのラグマットなども出店されています。

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展示会場中央では、アトリウム特別企画『伝えたくなるデザイン』ブースがあり、WOW!・KAWAII! などの心の動きを表す5つのコンセプトワードに合わせた展示がとても面白かったので写真をアップします♪

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車のシートベルトなどの廃材や、紙・木・布 を使って、日本の伝統や文化を新しい色や形でデザインした、手仕事感たっぷりのぬくもりのある商品が目立っていたように思います。