天然無垢の木製ブラインドJBS

叔父様の設計でデザインされたN様邸は、高価な銘木づくしのナチュラルハウス。銘木の魅力を損ねないように、リビングの窓装飾は、シンプルでナチュラルな素材感のものがご希望とのことでしたので、掃出し窓には、五洋インテックスの中でも人気のある無地のブラニシリーズを選びました。ブラニは、ナチュラルで優しい素材感、色は41色もあります。価格も優しい¥4.800/m 。しかもポリエステル100%でウォッシャブルと機能面でも大変優秀な無地のシリーズです。コーディネートしたレースはイギリスのブランド クラーク&クラークの Natura Sheers コレクションの中から、麻の風合いがとっても素敵な無地を選びました。

そして腰高の窓とダイニングの小窓には、JBSの木製ブラインド。JBS(ジェイビーエス)は、オーストラリアの天然無垢の杉材を 使用した木製ブラインド、バーチカルブラインド、シャッター、ルーバードア、木製すだれ、 竹すだれ、などを輸入販売しているメーカーです。

今回選んだ木製ブラインドWRCシリーズは、赤味ががっていたり、白木っぽかったりとばらばらな素の木の色によって色の出方もまちまちとなり、その素朴な色合いがとてもいい味をだしています。

木製ブラインドはJBSをお勧めしたい!と決めたものの、様々な色の銘木に囲まれているので何色にすればいいのか散々悩んでパースを作成しながら検討しました。

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結果、奥様が選んでくださったブラニのチャコールグレーに合わせて、FINCHをご提案。チャコールグレーがスパイスとなり、空間が引き締まりかっこいい印象になったので正解でした。

N様に喜んでいただけたのがなにより嬉しかったです。ありがとうございました。

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DESIGNERS GUILD2016

今日は、DESIGNERS GUILD の2016SSコレクション発表会に行ってきます。

1950年代初頭、クリスチャン・ディオールによって、ファッション界では、「ニュールック」と呼ばれるスタイルが確立され、パリのオートクチュール界に黄金期がもたらされました。この黄金期と呼ばれる時代に流行したテーマのひとつは、美しく描かれた植物モチーフや、シルク・サテン・タフタといった華やかなファブリックに官能的な刺繍のデザイン。

今日の発表会では、そんな時代からインスピーレションを得た、OUTURE ROSEコレクションをはじめ、新しい Essential コレクションやクリスチャン・ラクロワの新作をご紹介いただけるとのことです。

ディオールのニュールック

戦後のファッションニュールック

1947年S/Sコレクションでクリスチャン・ディオールが独立後初めてのコレクションとして発表した新しいシルエットは、世界的なセンセーションを巻き起こしました。

第二次大戦中のミリタリールック(陸海軍を含めた軍隊調の衣服)など男っぽい服に対し、優しい方の線、細いウエスト、すそ広がりのスカートといった女性的でエレガントなシルエットが特徴。モードの中に女性らしさを蘇らせたということで当時としては画期的。ハーパース・バザール誌の編集長カーメル・スノウが「ニュー・ルック」と呼び、この名前が広まりました。

ゆったりなだらかな肩に細く絞ったウエスト、長くてフルなフレアースカートが特徴です。これはその型から数字の「8」を当てはめたライン「8ライン」とも呼ばれます。戦後、46年までのボールドルック(男性らしさの際立つスーツスタイル)と比較するとエレガントな女らしさを強調した平和のシンボルと言われました。

8ライン もうかれこれ数十年、Aラインしか着こなせない私には永遠の憧れです(^-^;