ちょっとだけプラスしてみました ~ツインシェード~

一戸建てを新築され、お引越しされたY様。

オーダーカーテンを作るのは初めてなんですが・・・
と、ホームデコアにご連絡下さいました。

床、壁、天井、建具と白の分量が多く、
お客様も、(白でスッキリした印象にしたくてこだわりました)
と言われたLDに、インパクトを与える
黒いレザーのソファー。

ここに、カーテンで色を入れたいと思うのですが・・・
というお話しでした。

お子様がまだまだ小さくて、お店やショールームまで
お出かけ頂くのが難しく、
生地のカットサンプルやお写真をお送りして
メールやお電話で、あーだ、こーだと1ヵ月半ほどご相談。

そして、こんな爽やかなカーテンが仕上がりました。

レースはフジエテキスタイルの、ホトリという生地です。

このように、裾のほうに3本の太いストライプが入った生地ですが、
これを、横に使うのか・・・


(ちなみにこの写真は、色違いの生地です!)

縦に使うのか・・・

厚地を前にするのか、レースを前にするのか・・・

厚地の色はどうするか・・・

メールで写真をお送りしたり、小さな生地サンプルお送りしたりして、
沢山ご検討頂き・・・

厚地は、白で統一したお部屋の雰囲気を壊さぬよう白で、
レースをお部屋側に使って仕立てることになりました!

そして、掃出し窓のほうは、裾にストライプを、
腰高窓は、窓の中心にストライプを持ってきました。

また、写真では分かりにくいのですが、
白い厚地のカーテンの両サイドには、水色の生地を
細くテープ状に入れてあります。

この水色部分が太いと、レースの横ストライプと喧嘩してしまうし
かと言って、白一色では、壁と同化してし過ぎてしまうかなと
思って、ちょっとだけプラス。

こんな風に、生地をどうやって使うのか、
どうやって仕立てるのか、
厚地とレースの合わせ方を考えるだけでなく、
そこに、もう一つプラスしてお好きな雰囲気に作れるのが、
ホームデコアのいいところかな、と思います!

カーテンに合わせて、階段部分の間仕切りも、
白とブルーで作らせて頂きました。

階段の壁に、ふさかけ・・・(これです↓)

を付けると、ひっかけたりして
特に、小さなお子様には危険なので、
ここは、カーテンにくるみボタンをつけて束ねるようにしてあります。

このように、カーテンが仕上がるまでには、
生地の組合せだけでなく、サイズ、仕上がり、取付け方
メカの操作方法まで、細かく細かく、お打合せすることが山ほど。

お客様のご要望のスタイルがうまくいくか分からない時は、
いらない余り生地で、サンプルを作ったこともあります。

出来る限り、写真などお見せして分かりやすく!!
と思ってはいますが、お客様も悩みに悩まれるので
私も、申し訳ない気持ちになることがあります。

しかし、今回、Y様がこんなメールを下さいました。

『オーダーカーテンは既製品よりも確かに高いけれど、
おかげさまで決めていく過程も楽しく
(正直できあがってしまったのが残念なくらい(^_^.))で、
出来上がりも大満足で鼻高々です!!
ブログ楽しく拝見しているので、更新頑張ってくださいね(^_^)/~』

あ、そうなんだ!

悩まれる過程も、楽しんで下さってるんだ!!
と、ありがたく思いつつ目から鱗でした。

このようなメールを頂くと、
よし!また次も頑張ろう~!
と、ふつふつとやる気が湧いてきます。

そして、最後のブログ更新への励ましは、
私が、ブログ苦手だとぶちぶち愚痴ったからですが・・・。

こんなに温かい、励ましのお言葉を頂いても、
なぜか、ブログ更新のやる気は、ふつふつしないのです。

ピンクとグリーンの子供部屋 その2

さて、前々回のI様のお宅。

カーテンは仕上がり、次は
壁紙をどうされるか。

ピンク+グリーンという組み合わせは
決まっていらっしゃったのですが、
色の濃淡で、全く印象は変わります。

また、無地ではなく、柄物を取り入れてみるか

ピンクを2面にするのか、グリーンを2面にするのか・・・

などなど・・・ご主人様がお仕事の関係で、
画像をおつくりになれるので、まるで実際に貼ったかのような
イメージ図も作って、ご検討に。

そして、最終的には、
選びに選び抜いた、ピンクとグリーンの無地でご決定。
写真に写ってない側も、ピンクの壁紙が貼られ、
本当にキュートな子供部屋が完成しました!

そして、ご夫婦のプライベートルームも同様に・・・

白地にブルーのマグノリアの花のカーテン+ストライプのシェード。

これで、白い壁では少し寂しくなりますが、
そこはI様。

シェードに合わせたストライプの壁紙を、
ベッドの頭部分1面に貼られて・・・

日本の白い壁に慣れていると、
大きな面1面にストライプ???と躊躇される方も
いるかもしれませんが、これで、お部屋にメリハリが出て
花柄のカーテンも一層引き立ちますね。

カーテンと、壁紙が終わり、少し落ち着かれたので
今度はベッドのヘッドボードのご相談を頂いているI様。

日本ではあまり馴染みがないものですが、
海外ではヘッドボードは当たり前。
フランスでは、普通に町の家具屋で山ほど販売しているそうです。

シンプルな足つきベッドに、お好みのヘッドボードを足すだけで
ベッドが生まれ変わります。

ご興味のあるかたは、是非♪