リゾート感いっぱいのウッドブラインド

窓辺を木で飾るウッドブラインドは、
それだけで独特の雰囲気を醸し出します。

ブラウンのウッドブラインドに、
籐や、ヒヤシンス素材の家具を合わせれば、
自宅にいながらにして、南国の風を感じること間違いなし!
です。

今回は、そんなウッドブラインドを納めさせて頂きました。

アパレル関係にお勤めのサーファーかなぁ?
と思わせる外見の、イケメンなご主人様は、以外にもIT系の
どこでも熟睡される自由人。
(サーファーは当たってました!)
そして、おしゃれな見た目で、美容師さんかな?と思った奥様は、
口を開くと、お笑い芸人顔負けの面白さ。
打合せそっちのけで、大笑いしっ放しでした。
そして、人懐っこくて可愛いいお嬢様と、愛犬のミニチュアダックス♪

とても、楽しく素敵なご家族です。

私がお会いする前から、LDはウッドブラインド、
と決めてらっしゃったので、
それに合わせたレースや、装飾レール選びを、
お手伝いさせて頂きました。

完成はこちら!

兼井邸10_640

初めに書いたように、ウッドブラインドはそれだけでも、
素敵な雰囲気を作り出してくれますが、目線が気になる箇所では、
ブラインドの羽を全開にするわけにはいきません。
そこで、手前にフラットな仕立てでレースをプラスし、
機能性と雰囲気、両方をUP。

兼井邸11_640

レースの生地は、麻の質感ながら扱い易いポリエステル素材の、
インハウスのリーナ。
このような合わせ方をする時は、ヒダを取らずに、
ゆるっと下ろしたほうが、絶対素敵ですよね。

さて、次回はご寝室やお嬢様のお部屋をご紹介・・・
したいのですが、それが色々とお客様にご迷惑を
おかけすることに・・・。

小躍りしたくなるご感想

前回、前々回と、ご紹介させて頂いたK様。

お仕事終了時に、下記のようなご感想をお寄せ下さいました♪

  HPの施工事例のお宅はどちらも素敵なお宅ばかりで、我が家のような一般庶民が
お願いしても良いものかと見積もりを依頼するまでかなり躊躇しましたが、
担当して下さった岡本さんはとても親身になってアドバイス下さり、
頼んで良かったととても満足してます。ありがとうございました!
岡本さんはいろいろな生地はもちろん、様々な仕立て方の提案や
予算内での最大限の見せ方など、素人の私では考えつかないプランをおしげもなく
たくさん提示して下さり、岡本さんが考えて下さる素敵なプランを聞くのが
毎回とても楽しかったです。

今はカーテンを安く仕上げようと思ったらいくらでもできますが、
  完成したリビングのカーテンを毎日見ていると
  ホームデコアさんにお願いして本当に良かったと心から思えます。満足度が違います!
  みなさまおっしゃってますが、毎日癒されてます。
  そう考えると決して高過ぎる買い物ではないかなあと…
  我が家のようなちょっと依頼するのに躊躇するようなご
  家庭にこそ頼んでいただきたいと思いました。

もう、嬉しい、嬉しすぎます!

褒められ過ぎなご感想だったので、ブログに載せるのは、
得意になり過ぎ???とも、思ったのですが・・・。

もちろん、お金をお支払いになるお客様は、本当に納得いくものに
なるのだろうか?と不安に思われていると思いますが、
私達コーディネーターも、お客様が本当に喜んでくださってるのか、
ご提案や対応に不備はなかったか、そして、何よりも納品当日は、
喜んで頂けるものに仕上がっているのだろうか?と、毎回ドキドキなんです。

納品後に、よかった、満足した、というお声をかけて頂けることが、
どれだけ嬉しいことか・・・(>。<)

素敵なご感想を頂き、本当にありがとうございました。

私は、かなりそそっかしく、忘れ物や失敗も絶えないのですが、
(もちろん、毎回、ミスなく進めようと心から思っているのですが・・・。)
このご感想のおかげで、暫くの間は、失敗からも早く立ち直れそうです!

さぁ、明日も頑張ろー!

それと・・・

私も本当に、庶民中の庶民です。
扱わせて頂いているものの中には、大変高価な、
目の玉ひっくり返りそうなものもございますが、
決してそれを、ホイホイ買えるような身分では・・・。

ですので、既製品や、1万円カーテンとは比べ物にならない価格だけど、
“満足のいくカーテンを作りたい、もっと素敵なお部屋にしたい”
だから、奮発してみよー!というお気持ちは、よ~く分かります。

なので、毎回、喜んで頂けるよう応えたいなぁ、と。

そして、毎日見て、触れるカーテン、
喜んで頂けるものが出来たとしたら、
それはきっと長い間、お客様を幸せにしてくれるはず・・・。

開放感いっぱいの出窓、なんですが・・・

さて、前回ご紹介したお客様のお宅、
大窓の隣には、L字型の出窓がありました。

そちらは、食卓に射し込む朝陽を遮る為の
ロールスクリーンと、レースシェードの組合せです。

栗原様5_640

高台にあるマンションで、しかも、上層階ということで、
都心にもかかわらず、遠くに見える電車の線路や清々しい緑の景色を
遮るものが何もなく・・・

栗原様4_640

・・・って、K様、本当にすみません。
お部屋の素敵さが伝わらない写真しかなくて・・・。

気を取り直してご説明しますと、

ALDECOのストライプのレースは、プリントやリボンで作られた
ストライプではなく、生地を細くつまんで、タックを寄せたストライプです。
立体感があり、プリントやリボンで現されたストライプよりも、
グッとおとなっぽい雰囲気となります。

実はこれ、お客様はストライプをご希望になったのではなく、
“タック”に注目されたのです。

生地選びを進めていくうちに、お客様が、
「岡本さん、分かりました!私、タックの入ってるものに弱いみたいです!」
と。

そこで、大窓の厚地も含め、タックが入ってる生地を探したり、
縫製でタックを入れる方法や、リボンを縫い付ける方法等、
色々とご相談しました。

この、お客様と一緒に、あーでもない、こーでもないと考える時間が
1番楽しいんですよね。

最終的に、タックはレースのほうで入れて、
大窓のドレープは、それに合うシンプルで上質なものを、となりました。

フィスバのドレープは、シャンタン調の少し張りと光沢のある
かっこいい生地です。
写真でなく、本物の色はグレイッシュなベージュ。

栗原様1_640

カーテンを開けて、風を入れられるのがお好きということで、
出窓のロールスクリーンも、直射日光を遮る場合のみのご使用
ということでした。

日中に、直接差し込んでくる光は、左右に開閉するカーテンより、
上下に動かし、必要な高さで止められるシェード類が重宝しますね。

栗原様6_640

タック好きのK様。
きっと、毎日レース生地のタックを眺め、喜んで下さっていることと思います。

栗原様7_640

初めてお会いしてから納品までの2ヶ月間、K様の清々しいご対応に、
惚れ惚れしつつ、さて、お仕事も終了か・・・と思っていたところ、
大変嬉しいメールを頂戴しました!

小躍りしてしまいそうな程嬉しかったので、次にご紹介させて頂きます。

またも、素敵なお客様に・・・

何を尊敬するって、
前や後に小さなお子様を乗せて、
自転車に乗ってらっしゃる女性ほど、
素晴らしいと思うことはありません。

本当に。

私は、とてもお客様に恵まれてるように
思うのですが、特に女性のお客様が、

素晴らしく要領のよい家事・・・
体力勝負の子育て・・・
ITや、理数系のお仕事・・・

等々、
私には出来ない~~~と思うことを、
涼しい顔でこなされている様子を見ると、
カーテンそっちのけで、色々お話ししたくなってしまいます。

今回お会いしたのも、 そんな素敵な女性。
わんぱく盛り2人の男の子のお母様です。

お一人でお店に来られた時には、
まさかお子様がいらっしゃるとは、
夢にも思いませんでしたが・・・。

(最近のお母様方は、皆さんそうですよね、
キレイにされていて、お一人だとお子様がいらっしゃる感じがしないんです。)

この方、とにかく、パキッと1本筋が通ってらっしゃる、
しかし、しなやか!

上質でシンプル、そしてナチュラルな雰囲気がお好きで
1年前にお引越しされたご新居を、少しづつ、
お好みの雰囲気に整えていらっしゃる最中です。

インテリアがお好きで、見て回るのは楽しいと言って下さったので、
門前仲町のお店の他に、PASAYA、フィスバ、バウマン、五洋、マナ、と
多くのショールームを回って頂きました。

私は2ヶ所しかご一緒出来なかったのですが、
残りは、こちらで予約を入れさせて頂き、お一人で。

初めてお会いしてから、丸2ヶ月程度、
お会いする度に、お客様のご様子に惚れ惚れ(!?)しながら、
あーでもない、こーでもないと一緒にご相談させて頂いた結果、
お選び頂いたのは、フィスバと、ポルトガルのALDECO。

残念なことに、納品日が雨だったので、
お写真がとても暗くなってしまったのですが・・・

栗原様2_640

まずは、LD正面の大窓。
本当に、上質な生地で、すっきりとシンプルに仕上がりました。

お隣の出窓は次回に!

フィスバに始まり、フィスバに終る。

結局、なんだか決め手に欠け、
決定まで至りません。

そこで、予定にはなかったのですが、
フィスバに行ってみましょう!
ということになり、急遽、お客様のお車でショールームへ。

・・・やはり、お好みに合っているんですね。

カジュアルなものがお好きな方、クラシックなもの、
ゴージャスなもの、ナチュラルなもの、と、お客様のお好みは
千差万別ですが、今回のお客様は、あのフィスバの
品があり、重過ぎないクラシカルな雰囲気がお好きだったようです。

出来上がりは、こちら。

依田様1_640

向って右手にあるレースシェードを、
移設させて頂きました。

奥様も仰ってましたが、このシェードは、
全て降ろしている時より、少したたまれているほうが
リボンが立体的に折り重なって、素敵な雰囲気が出ます。

依田様2_640

奥の床まであるお窓は、シェードに合わせて同じレースを。
厚地は、同じくフィスバの Cremona です。
照明のブルーに合わせて、ブルーのダマスクをお選びになりました。

依田様5_640

そして、こちらはリビングです。

せっかくの眺めを邪魔しないように、ということで、
最初は、透明性の高いレースをお考えでしたが、
フィスバのイタリアンコレクションの PIXEL ROSE を
大変気に入られ、こちらをドレープが視界の邪魔にならないよう、
ひだを殆ど取らず、ワンタックで仕上げました。

写真で、茶に写っている部分は、えんじ色。
無地のように見えますが、えんじ色の部分には、
バラの柄が織り込まれています。

依田様4_640

眺望を楽しまれる時は、レースを全開にされますし、
ストライプの巾が太いので、こちらであれば閉めていても、
景色を楽しむことが可能です。

ドレープは、ゴールド系のシャンタン生地です。
フロントレースですので、夜は、ストライプの間から、
ゴールドが覗きます。

えんじ色との相性も、抜群です。

依田様3_640

ということで、既存のフィスバのレースシェードから
スタートした生地探しですが、散々寄り道をした挙句、
フィスバでゴールとなりました。

お引越しの手配や片付け、また、海外と日本を行き来する
お忙しいお仕事の合間を縫ってのお打合せに、
毎回、長時間お付き合い頂きました。

ありがとうございました。