いつまでも座っていたくなるリビング その1

年末にカーテンを納めさせて頂き、
その後、小窓のカーテンやクッション、ベッドスロー等を
追加で作らせて頂いていたお宅のお仕事が終了しました。

初めてお会いしてから数ヶ月、いつ伺っても、
ニコニコと迎えて下さる、とても温かで爽やかな奥様でしたが、
その奥様の雰囲気そのままの、居心地のいいお宅が完成です!

まず、こちらはご寝室。

麻のレースをふんわりとかけたいというご希望と、
厚地は完全遮光で、というお話だったので、
前にレースをかけて、後ろに、モスグリーンの壁紙に合わせた、
完全遮光の、パープルのシェードをお作りしました。

レースはやはり、麻の雰囲気を持ちつつも収縮の問題がない、
バウマンのVIVACEです。

麻が好きなお客様は本当にたくさんいらっしゃるのですが、
床にたらして長く作るスタイルでなければ、
せっかくのカーテンが伸び縮みする心配と戦わなければいけません。

それを解消する為でしょうか、麻の雰囲気を持ちながら、
収縮の心配がない!という生地は、各メーカーから数多く出ています。

また、シェードの裾には、奥様が気に入られたニーディックの、
透け感のある藤色の生地をのせました。

紫の無地だけでお作りするよりも、軽やかな雰囲気になりますね!

そして、こちらは残布でお作りした、ベッドスローです。

生地が足りなかったので、継ぎ目にタックを入れてみました。

これは、小物や、布地でお部屋を飾るのがとても上手な奥様の
アイデアです。

最後に伺った際には、残布でゴミ箱を可愛らしく、飾っていらっしゃいました。

こんな部分からも、奥様がお持ちの雰囲気が伝わってきます!

次は、息子さんのお部屋をご紹介します。

遮熱カーテンという選択 -TESORO-その2

前回ご紹介させて頂いた、masa加工の遮熱カーテンの続編です!

このような、植物と鳥の北欧系の雰囲気の生地は、
コットン素材のナチュラルな白い厚地と合わせ、フロントレースにしても
素敵です。

デザイナーズマンションのような、大人でおしゃれな空間には、
モダンな柄を、メタリックな厚地と合わせてもいいかもしれません。

TESOROさんの回し者ではないのですが、このデザイン性と機能を
兼ね備えた生地は、本当にお勧めです。

カタログを撮影したので、少々不鮮明ですが・・・
仕上がりはこんな感じです。

きっと今年の夏も、観測史上最高気温などという、
猛暑がやってくることと思います・・・。

日本の最先端技術を駆使し、日本で作られた生地。

遮熱やUVカットをお考えの際は、是非、この
masa加工を思い出して下さい!

遮熱カーテンという選択 -TESORO-その1

気温が10度近くも上下する、ものすごい
毎日が続いていますが、確実に
春が近づいてきてますね!

そして、これから夏にかけて、
お問い合わせが多くなるのが、
遮熱機能のあるカーテンです。

以前ブログで、ミラーカーテンは好きではないようなことを
偉そうに書いてしまいましたが、その大きな理由の
ひとつが、透け感がないということです。

光や熱を反射し、室外からの視線をカットする効果を
求めようとすればするほど、目の詰まった透け感の少ない、
少々厚ぼったいカーテンになるのは当然です。
そこにははもう、光を通してふんわりと美しく広がる
レースの特性はありません。

しかし、マンションの高層階や、戸建ての2階3階等、
景色は楽しみたいが、熱はシャットアウトしたい、
そして、素敵なカーテンを選びたいというお客様もたくさんいらっしゃいます。

そこで、登場するのが masa加工!

ナノ単位の金属薄幕を、コーティングする技術で、
これは、日本が誇る最先端のテクノロジーだそう。

● 遮熱効果、窓の外からの視線を遮るミラー効果、UVカット効果があり・・・
● 薄幕のコーティングなので、生地の風合いを損なわず風合いや風通しはそのまま
● お洗濯も可能なうえに、効果がおちることもなく・・・

と、いいことづくめ。

そして、デザインも素敵なのです。

サンプルを頂いてきたので、自宅の壁に貼ってみました。

いかがでしょうか。

充分な遮熱とミラー効果があるにも関わらず、この透け感です!

その2へ続く。

ロマンテッィクと・・・ (サンダーソン その2)

こちらです!

撮影にフラッシュをたいたので、随分白っぽくなっていますが、
実際はもう少し柔らかな雰囲気です。

自然光だと・・・

シャンデリアの灯りで・・・

カーテンは、窓枠についていたレールを外し、
天井から床までを覆わせて頂きました。

こうすることで、窓の開口が大きく感じられるとともに、お部屋も広く見えるんです。

取り付け直後、お客様も
「わぁ、なんだか広く感じます!」と、いって下さいました。

気に入った生地をさらっとかけました、という雰囲気にしたかったので、
ひだはあまり取らず、ワンタックです。
もちろん、ひだ間の波が少ないので、美しい花柄もよく見えます。

そして、両サイドの腰高のお窓は、
ボイルレースを2重にしました。

下の生地で、窓の冷たいサッシ枠を隠しつつ、
上の生地で、ちょっと華やかに。

お客様は、上のレースの裾のふりふりを大変気にいって下さり、
「TVの位置を変えて、ふりふりが見えるようにしようかな。」と
言われるほど。

カーテンの残布でお作りした、クッションも可愛くて、
本当に喜んで頂きました!

ということで、同時期にお仕事させて頂いた、
全く雰囲気の違うカーテンです。

カーテンも、お洋服と同じで、
お選びになる生地とスタイルで、全く違う、
その人だけのスタイルが出来上がるんです。

生地選びもスタイル検討も、着たい洋服を作るような感覚で
楽しんで頂ければいいな、と思います。

ロマンテッィクと・・・ (サンダーソン その1)

少し間があいてしまいましたが、雰囲気のがらりと違うカーテン、
今度は、ロマンティックなお部屋のご紹介です。

こちらは、お引越しではなく、既にお住まいになっているお宅です。

なんと、入口の敷石がピンクベージュ!
もう、ここから可愛いいのです。

小ぶりのシャンデリアや、白いソファに白い家具と
とても美しく、可愛らしいお部屋だったのですが・・・

お客様は、
「カーテンっていうのは、量販店や既製品のようなものしかないのかと
思ってて・・・気に入るものが全くなくて、どうしようか悩んで、
とりあえず、白いのをかけてたんだけど。」
とのこと。

そんな時に、当社のHPを見つけて下さり、お問い合わせ頂きました!

しかし、本当にこういうお声をよく聞きます。
日本には、大小様々なインテリアファブリックの輸入会社があり、
決して大げさではなく、世界中の何千何万という種類の中から
生地を選べるんです。

しかも、毎年、次から次へと新作が出て、私達も追いつけないほど。

もちろん、それらの素敵な生地を、どのようにご紹介していけば
お客様に身近に感じて頂けるか、というのが私達の課題ですが・・・。

それはともかく、そのようなことで呼んで頂けました!
ありがとうございます!

そして、私のブログの写真に使わせて頂いている、CASAMANCEの
ピンクの花柄のスタイルを気に入られ、この雰囲気で・・・ということになりました。

まず、ポイントになるピンク色ですが、お打合せ時に私がたまたま
持ち合わせていた、CAMENGOのレース生地をご覧になり、
即決定。

写真では分かりにくいかもしれませんが、決して代わりのきかない、
とても美しく、濃いピンクです。

さて、これに合わせる花柄をどうするかということですが、
CASAMANCEのイメージ写真のプリント地も、とても素敵なのですが、
これは蓮の花のような柄。

お客様も、私も、「このお部屋は“蓮”じゃあないですよね・・・。」

ということで、お客様と一緒に、午前中だけでショールームを4店まわりました。

目指すはただ一つ、ピンクのレースに合う、バラのような花柄!ですので、
ないと思ったら、即、次へ移動です。

そして見つけたのが、マナトレーディングにあるサンダーソンのプリント生地。
ショールームの女性が、奥から出して来て下さいました。

華やかで、軽やかで、色もピッタリ♪

お客様と2人でにんまり。

そして、出来上がったカーテンが・・・