ロンドンの街

ロンドンと言えば有名な「2階建てバス」。
上階の1番前に乗り込みました。 いい眺めです!

でもこのバス 本当に街の中心部の「ピカデリーサーカス」に行ってくれるのかな?

バスにはルートを表す番号が表示されていて、手に入れたルートマップを見ながら乗り込んだのですが、地理感がないのでいったいどこを走っているのかイマイチ解りません・・・。

わぁ~! これは、ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式を挙げた「ウェストミンスター寺院」です。

バスからの景観を楽しみながら、無事に中心部の「トラファルガースクエア」に到着できました。

「エロスの像」のまえにたたずむ「エロスの王」?
違った!! 我が相棒の石井さん。 (すいません・・・笑)

ピカデリーサーカスの北側にあるこの有名な像は、ギリシャ神話の愛の神である「エロス」と呼ばれることが多いが、キリスト教的慈愛を表す天使とも言われています。

ウエスト・エンド地区の中心に位置するピカデリーサーカスは、様々な小売店や劇場を始めとするエンターテインメント施設が密集しています。

このため、観光客や買い物客、そしてバスやタクシー、自動車が集まり、広場近辺は常に混雑しているのです。広場北側ビルの大きな街頭ディスプレイやネオンサインが有名です。

路地の奥の光に誘われて歩いていくと、そこはバーの喫煙スペースになっていました。

日も暮れてきたので、パブでビールでもいきますか!!

カウンターの女の子に「どれがお奨め?」て訊いたら、「私 お酒飲めないから解らなーい!」 だって!
冷たいなぁ~・・・。 でも、ビールは美味い!!

夕食はインド料理です。 ホテルのカウンターにいたインド人に聞くと駅前の店を教えてくれました。

イギリスに行ったら「中華」か「インド料理」と教えられた通り、これも正解でした!

今回滞在したホテルです。バスタブはなかったけど立地が良かったのでまぁまぁかな?

長々と書いてきた今回のヨーロッパの旅も最終回です。

パリのレストランにて

また来年も、自分の目で見て、自分の足で歩いてヨーロッパのインテリアを感じて皆様にご紹介していきたいと思っています。


ロンドン デザインセンターへ

キングス・ロードから、ロンドンはテムズ川の辺、チェルシーハーバーにある「デザインセンター」へ向いました。

高級ウォーターフロント地区チェルシーハーバーにある「デザインセンター」は、80以上のショールームのあるインテリアの本拠地となっています。

奥に見える円柱状の建物が目指す目的地「デザインセンター」です。

エントランスでは白鳥がお出迎え。ガラス張りで天井から光が差し込み、明るい室内です。

この円柱の外側が全てインテリアのショールームとなっています。

驚く無かれ、この同じような建物が3棟あり、其々が繋がっていて、それが全てショールームやコーディネートルームとなっているのです。

入っているエディターもヨーロッパ各国の一流所ばかりです。
フランスの「ルリエーブル」、イギリスも「ロモ」。 その他、挙げるときりがない程です。

ドイツの「JAB」  しかし、このタッセル デカ!



イギリスは「ROMO」のもう1つのブランド 「Villa Nova」のイス張り地のディスプレイ。

イタリアの「DEDAR」 ギフトBOXに入ったビビットな色が美しい。

 

其々のショールームが、ウィンドウや店内にてトレンドや其々の「らしさ」を表現しています。


エディターのショールーム以外にも、様々なエレメントをコーディーネートできるデザインオフィスにもなっています。

テイストやイメージ、様々な要望に対応できる様に其々が特徴のあるショールームになっています。

これだけあれば、デザイナーもクライアントの要望の品を探すのにとても便利ですよね!

また、プロ向けだけではなく、一般方々も使えるので、自分の好きなインテイアのイメージを具現化するのにもとても有効だと思います。

改めて、イギリスのインアテリア文化の深さを感じました!

しかし、インテリア好きにはたまらない空間です。

 


ランチはテイクアウトのラザニアにしました。 これがまた、すごいボリューム。しかも美味い!

次は「ピカデリー・サーカス」へ向かいます。

 

 

クリエーションバウマン(シルバーコレクション)

高層マンションの南東の面したワイド6m程の大きな窓にクリエーションバウマンのシルバーコレクションのカーテンをお納めしてきました。

震災の影響もあり、省エネ節電の対策として遮熱の効果のあるカーテンやブラインド、そしてガラスフィルムの需要はとても高まっています。

今回のお客様ご要望も同様でした。どのようにして夏場の省エネ、節電対策をしていくか?というものでした。

遮熱対策として定評があり、しかも、装飾性の観点からも生地の質感を楽しむ事ができるクリエーションバウマンのシルバー&スチールコレクションをお勧めしました。

ドレープはお客様のご希望でナチュラルな質感のシンプルな生地をフェデリコのコレクションからセレクトしました。

そしてもう一工夫。ドレープの裏地として遮熱効果の高いmasa加工の裏地を付けることにしたのです。

masa加工

masa加工はナノレベルで金属をコーティングする技術です。これにより、太陽からの熱線をカットして夏場の室内温度をおさえ、冬場は蓄熱効果により室内の暖気を逃がしにくくしてくれるのです。

最近のマンション、モダンな建築には、ガラス面の大きな開口部が多くなって来ています。
開放感があり、景観を楽しむ事のできるガラス面は魅力的なものです。
ですが、一方で、1つの悩みがあります。

“暑さ”。

その悩みを解消するために、裏面にアルミやスチールをコーティングし、熱の遮断効果を高めるという事は省エネ対策としてとても効果的な事です。

しかし、私たちはインテリアをコーディネートする者として、その素材や色、質感にもこだわっていきたいと思います。

暑さを効率よくしのぎ、冷暖房費を節約しながら、心地よく美しい部屋で過ごす。そんな自分だけの時間をおくれるようご提案していけたらと思います。


キングス・ロードを行く

ロンドンのキングス・ロードにはインテリアやファッションなど魅力あふれるショップが沢山あります。

1件のカーテンのコーディネートショップを発見! 中を見せてもらう事に。

「すいませ~ん! 私たち日本から来たインテリアショップをやっている者なんですけど、見せてもらってもいいですか?」

すると、お見せのスタッフの女性は、

「どうぞ! どうぞ! ところであなた達はパリの展示会には行ってきたの? 」

私たち

「パリのメゾンに行って、昨日ロンドンに来たんですよ!」

店のスタッフ

「私も昨日日帰りで行ってきたのよ!もー疲れちゃったわよ・・・!」

そうです。ロンドンからは2時間ちょっとなので日帰りも出来ちゃうんですね!

店内はノルディックスタイルと看板にあったように、白木の家具とサイザル麻のカーペット敷きで明るい感じです。

カタログの収納スペースや構造上ある柱型を利用したカウンターの作り方など店作りのレイアウトはとても参考になります。

コレクションは北欧調の大胆なデザインのプリントからイタリアの高級ブランド「ルチアーノ・マルカート」のコレクションまで様々でした。

「店内にあるリーフレットなど好きな物持ってっていいわよ!」

「ありがとう!」 気さくなスタッフにお礼を言ってお店を後にしました。

女性に人気の「キャス・キッドソン」。 日本でも可愛らしい花柄のバッグなどを持っている女性をよく見かけます。

こちらは、「ローラ・アシュレイ」のショップにあった看板です。

お店はちょうどセール中だったのですが、面白いのはデザインサービス、つまり日本で言うコーディネート料金もセールになっているのです。

レストランも全て禁煙。このようなカウンターが喫煙スペースとして設けられています。

こちらは、「ジェーン・チャーチル」 世界中の35ヶ国で愛されている、インテリアファブリックと壁紙のメーカーの直営店です。

古典的な英国のスタイルに現代風アプローチを併せたコレクションは、明るく洗練されつつもくつろぎが感じられるカジュアルさとフェミニンな優しさを併せ持っています。

当店でも取扱いを始める予定です。

クリーニング店の看板です。 これなら、カーテンのクリーニングも安心してお願いできそうです。

街角で3人が何やらおしゃべり・・・。

赤、白、黒とコントラストが美しいので内緒で取らせてもらいました・・・。

そう言えばこのカラー ロッソネロ。ACミランのユニホームのカラーです。(笑)


デザイナーズギルドへ

ホテルのあるパディントンからすぐ近くにロンドン中心に位置する「ハイドパーク」があります。

総面積は350エーカー (1.4 km²) でケンジントン・ガーデンズの275エーカー (1.1 km²) と合わせると625エーカー (2.5 km²)にもなり、ニューヨークのセントラル・パークと同様の巨大な都市型公園です。

朝で気持ちいいので、お散歩がてらこの巨大な公園を横切って目的地の「キングス・ロード」を目指しました。

ジョギングする人や、犬を連れてお散歩する人、馬専用の道もあります。
ちょっと距離はありましたが、見知らぬ街を眺めながら歩くのは楽しいものです。

そうこうする内に目的地のキングス・ロードの到着しました。

キングス・ロード (Kings Road) はロンドンのチェルシーを東西に走っている道路です。西はスローン・スクエアを起点としています。

チェルシー地区における本通りとして、ロンドンで最もファッショナブルな街路として知られています。

そして、私達の目指すインテリアショップもこの通りと平行して走る「フルハム・ロード」に点在しているのです。

生憎、デザイナーズギルドの全面の道路は工事中、そして建物事態も外装の工事中でした。

でも店内は大丈夫。 月曜日の午前中で空いていたのでゆっくりと見ることが出来ました。

デザイナーズギルドは「トリシア・ギルド」さんが、イギリスで1970年にスタートしたブランドです。

以来、そのあふれるような色使いと、大胆で伸びやかなパターン、フェミニンで上質な製品つくりで、それまでにないインテリアファブリックスメーカーとして圧倒的な人気を有しています。

そして、ここがそのフラッグシップストアなのです。

こちらは、メゾン・エ・オブジェの会場の様子。やはり圧倒的に女性に人気です。

インテリアファブリックスはこのように大きな生地で展示されています。
この位大きいとどんな大胆な大型でも解りやすいですよね。

こちらは椅子の張り地のコーナーです。

そいえばこの時、お客様からの依頼で生地を探していたのですが、その時に候補に挙がっていたのがこの生地。

クッションになって山積みされていました。

そして、日本に帰ってきて、ご依頼頂いた椅子の張替が完了した時の写真が下の写真です。

座面・背面と側面・裏面を思い切って大胆に切り返してみました。

これはこれで、なかなか素敵ですよね!

デザイナーズギルドは、トリムやタッセルなどのアクセサリー類のコレクションも豊富です。

シルクや「ロイヤルコレクション」などの高級ゾーンのコーナーにはラルフローレンのコレクションもありました。

やはり、デザイナーズギルドは華やかでまるでアートを鑑賞しているようで、見ていて飽きないですよね。

当店でも数多くのサンプルブックをご用意して皆様のご来店をお待ちしております。

さて、次回はチェルシーハーバーにあるインテリアデザインセンターへ向かいます。


ロンドンへ


今回パリで泊っていたホテルの室内です。
すいません! 汚くて・・・(笑)
ちょうどパッキングの最中です!

ロンドンへ向う列車の時間まで余裕があったので、近くの「ボーヴォ・サンタントワーヌ市場」までお土産などを買いに行きました。

チーズ屋やハム・ソーセージ屋 美味そう!

私はチョレートやチーズを購入。
石井さんは何だかよく解らない?謎のチョーブ入りのペーストを購入・・・(笑)

色々なパテだそうです。グルメな石井さん。お土産もグルメだなぁ~!

北アフリカ系の人達のコミュニティーなのか、オリーブなどの食材もたくさん売られています。

市場のちょうど真中辺りの広場で蚤の市が催されていました。
こういう庶民の人々の暮らしに触れるのってとっても好きです!

買い物に時間を取られていたらロンドンに向うユーロスターの出発時間がせまっていました。慌ててGaredu Nord 駅に向いました。

そして、大失敗・・・。 列車で国境を越えることを甘く見ていました。

同じEU圏内とはいえそれは違う国。 出国審査に時間を取られ、私達は予約していた列車に乗り遅れてしまいました!

しかし、心優しいフランスの出国係りの人の計らいで、次の列車に無料で席を用意してもらうことができました。

フランス人は優しいなぁ~!(ありがとぉ) それに引換えイギリス入国時の係官の嫌な感じ・・・。 

まぁ~これは人によりますよねぇ。 でも後に人に話したら同じことを言ってました!

無事に列車に乗り込み、いざロンドンへ・・・。
ユーロスターの車両って新幹線みたいにきれいじゃないなぁ。

あっと言う間に2時間ほどでロンドンのKing’s Cross 駅に到着です!
こちらは駅のホームにある銅像。こんなシーンがこの駅で繰り返されたのかなぁ?

そこから、通称「チューブ」と呼ばれる地下鉄にて移動。
しかし、その日は休日で工事があり、ほとんどの路線が運休状態・・・。

重い荷物をかかえながら、とんでもない遠回りを強いられることになったのでした!

やっとのことでホテルのあるPaddington駅に到着!
幸いなことに予約していたホテルは、駅からけっこう近くでした。

夕食は、せっかくだから美味しい物を・・・と、Bayswaterという繁華街まで歩いてみることに。 これが結構な距離でした。(笑)

この日の夕食は中華に決定!
疲れていると食べなれたものが恋しくなるものです。
イギリスに行ったら「中華」か「インド料理」って決めていたので。

さて、次回は本題。ロンドン市内のショップ、ショールームへ向かいます。